世界最大級のクワガタ15選!100ミリ超えの大型サイズを厳選紹介

クワガタは世界中に数多くの種類が存在しています。

その数実に1500種類以上!

そんな数多く存在するクワガタの中で、最も大きなサイズのクワガタはどの種類なのか?

今回の記事では、

  • 100ミリを超える最大級のクワガタ15選!
  • 大きなクワガタを育てるには?

の2点について解説していきます。

最大級のクワガタ15選では、全て100ミリを超える個体を持つ種類を紹介します。

是非最後まで読んでみてください!

アウトドアに必須のポータブル電源!釣りやキャンプの強い味方!災害大国である日本においては相当重宝します⬇

 

100ミリを超える最大級のクワガタ15選!

世界には1500種類ものクワガタがいますが、100ミリオーバーの体を持つのはほんの一握り。

大きさが全てじゃないけど、大きいからこそ余計にカッコよく見えてしまうのも事実です。

クワガタ界の大物たちを15位まで紹介します。

飼育して間もない頃にやらかしてしまうクワガタの「脱走」。クワガタはそれなりに力持ちでフタを開けてしまう事があるのです⬇対策と注意点を解説しています⬇

 

1.ギラファノコギリクワガタ

ギラファノコギリクワガタ

生息地・・・インドやインドネシア、フィリピンなどの東南アジアに広く生息

最大サイズ・・・122ミリ

言わずと知れた世界三大クワガタの一種で、世界最長のクワガタ。

別名「キバガナノコギリクワガタ」とも呼ばれる。

「ギラファ」とは哺乳類のキリンという意味で、その長いアゴをキリンに見立てた事から、そう呼ばれる事になったとも言われています。

その長いアゴは、意外にも力はそこまで強くはありません。

 

2.マンディブラリスフタマタクワガタ

マンディブラリスフタマタクワガタ

生息地・・・インドネシアのスマトラ島・3カ国が領地を持つボルネオ島

最大サイズ・・・119.5ミリ

マンディブラリスフタマタクワガタも、世界三大クワガタの一種で、ギラファと並び称される程の大きさを持ちます。

「マンディブラリス」とは、「大アゴの」という意味。

基本的には体全体が黒色だが、マレに上翅の後半部や脚が褐色になる個体もいます。

 

3.パラワンオオヒラタクワガタ

パラワンオオヒラタクワガタ

生息地・・・フィリピンのパラワン島

最大サイズ・・・115ミリ

パラワンオオヒラタクワガタも、世界三大クワガタの一種にしてオオクワガタ属BIG3の一角を担います。

ゴツさや凶暴さで言えば、上位のギラファやマンディブラリスよりも上でしょう。

ヒラタクワガタ自体が凶暴さで知られていますが、パラワンオオヒラタクワガタはその中でも、一際凶暴と言っても過言ではありません。

しかもそのゴツさからは想像できなくらい俊敏で、エサを交換しようとするだけでも危険が伴うので、飼育には充分な注意が必要です。

その凶暴さからメス殺しでも有名な種類で、ブリードをする際は、アゴ縛りが必須になります。

 

4.コンフキウスノコギリクワガタ

コンフキウスノコギリクワガタ

生息地・・・インド・ミャンマー・中国・ベトナム

最大サイズ・・・113ミリ

ノコギリクワガタの中では、ギラファノコギリクワガタに次ぐ大きさになります。

大型になるとギラファノコギリクワガタのアゴに似ていますが、中型から小型に関しては、日本のノコギリクワガタの顎に似ています。

内歯は小さくあまり発達していないのも特徴的です。

 

5.ブルマイスターツヤクワガタ

ブルマイスターツヤクワガタ

生息地・・・インド南部の熱帯雨林

最大サイズ・・・110ミリ

「インドオニツヤクワガタ」や「ブルメイスターツヤクワガタ」とも呼ばれています。

中型から小型の大きさになると、内歯が左右非対称になることもあるが、大型になると先端・中央部・基部に左右対称の内歯が確認されます。

上翅は2色で構成されており、外側は明るいオレンジ色になっているのが特徴的です。

 

6.テイオウヒラタクワガタ

テイオウヒラタクワガタ

生息地・・・フィリピンのルソン島・カタンドゥアネス島

最大サイズ・・・109ミリ

オオクワガタ属BIG3の一角を担います。

別名「キングテイオウ」とも呼ばれ、気性がとても荒いので有名な種類です。

同じヒラタクワガタである、パラワンほどの大きさはないが、気性は1位2位を争うほどの荒さがあります。

 

7.エラフスホソアカクワガタ

エラフスホソアカクワガタ

生息地・・・インドネシアのスマトラ島

最大サイズ・・・109ミリ

別名「エレファスホソアカクワガタ」とも呼ばれています。

ホソアカクワガタ属の中では、最長の大きさを誇るほどの大きさです。

「エラフス」とは「シカ」という意味で、アゴがシカの角に似ていることから名付けられました。

アゴは青味がかっており、体はやや緑色をしていて、アゴの基部(根本)はオレンジ色です(色味は個体によって差がある)。

中型から小型になると、基部のオレンジ色が薄くなったりオレンジ色そのものが無くなったりします。

小型はアゴの発達も悪くなり、大型と並べると同じ種類とは思えないほど違ってくる程です。

 

8.リノケロスフタマタクワガタ

リノケロスフタマタクワガタ

生息地・・・インドネシアのジャワ島・スマトラ島・メタウェイ諸島

最大サイズ・・・109ミリ

「リノケロス」とは「サイ」という意味になります。

頭部にサイのような角がある事から、そう名付けられたようです。

気性が荒く、手を近づけたら確実に威嚇してきます。

 

9.インターメディアツヤクワガタ

インターメディアツヤクワガタ

生息地・・・フィリピンのパラワン島・ネグロス島・パナイ島・シブヤン島・セブ島

最大サイズ・・・107ミリ

別名「オオキバオニツヤクワガタ」とも呼ばれています。

常に触覚を動かしているのが特徴的で、好戦的で気性は荒い方です。

凶暴という程ではないものの、ブリードの際はメスを殺してしまうこともあるので、アゴ縛りは必須になります。

 

10.スマトラオオヒラタクワガタ

スマトラオオヒラタクワガタ

生息地・・・インドネシアのスマトラ島

最大サイズ・・・107ミリ

オオクワガタ属BIG3の一角で、体の幅だけならオオクワガタ属界で最大サイズと言えます。

パラワンやテイオウと同じく気性は荒く、アゴの太さもオオクワガタ属随一だが、アゴの長さは他に比べて短いです。

アゴの太さ的に、パワーが強いので戦闘力はNo.1との声もありますが、長さが短い分がマイナスという声もあります。

 

11.ヨーロッパミヤマクワガタ

ヨーロッパミヤマクワガタ

生息地・・・イギリス・ヨーロッパ全域・ロシア・アジア

最大サイズ・・・104ミリ

別名「ユーロミヤマクワガタ」や「ケルブスミヤマクワガタ」とも呼ばれています。

日本国内に存在するミヤマクワガタと姿形は良く似ているが、頭の幅がヨーロッパミヤマクワガタの方が大きいです。

体の色は赤みがかった黒色をしているが、黒が強い個体もいます。

 

12.アルケスツヤクワガタ

アルケスツヤクワガタ

生息地・・・フィリピンのルソン島・ミンダナオ島・ミンドロ島・マリンドック島・カタンドゥアス島

最大サイズ・・・104ミリ

アゴはペンチのような形で、力も強力の割に内歯が先端にしかないのが特徴的な種類になります。

ツヤクワガタと名前に入っている割には、ツヤ感や明るさに欠けるのがたまにキズです。

闘争心が強く好戦的な性格をしています。

 

13.アルキデスヒラタクワガタ

アルキデスヒラタクワガタ

生息地・・・インドネシアのスマトラ島

最大サイズ・・・104ミリ

別名「アルキデスフトヒラタクワガタ」や「フトクワガタ」とも呼ばれています。

ヒラタクワガタの一種なだけあって、気性は荒いです。

メスとのブリードの際は、アゴ縛りは必須!

クワガタ界でも有数のマッチョボディで、横幅の大きさも随一です。

気性は荒いが自分に分が悪い戦いになると、無理に戦わず逃げに徹する事ができるクワガタになります。

ある意味冷静な一面も持っている、賢いクワガタと言えるでしょう。

 

14.ミンダナオヒラタクワガタ

ミンダナオヒラタクワガタ

生息地・・・フィリピンのミンダナオ島

最大サイズ・・・104ミリ

見た目はパワワンオオヒラタクワガタと良く似ているが、顎の太さはパラワンオオヒラタクワガタより少し太いです。

ヒラタクワガタの一種だけあって、体は太く気性は荒い種類になります。

 

 

15.スラウェシオオヒラタクワガタ

スラウェシオオヒラタクワガタ

生息地・・・インドネシアのスラウェシ島

最大サイズ・・・104ミリ

別名「セレベスオオヒラタクワガタ」とも呼ばれるが、今ではほぼ呼ばれなくなりました。

ヒラタクワガタ系だけあって、やはり気性は荒く体は極太です。

大きな内歯が顎の先端についているのが特徴的で、挟んだ時の攻撃力が倍増しています。

 

大きなクワガタを育てるには?

ここまで100ミリオーバーのクワガタを紹介してきました。

ここで注意しないといけないのが、人が飼育してこそ大きくなるという事です。

今の時代の、クワガタブリーダーの飼育レベルは相当高いです。

野外で育ったクワガタでも100ミリオーバーの個体は育ちますが、確率は大分下がります。

ではどうすれば大きなクワガタを育てる事ができるのか?

  • 菌糸で飼育する
  • 適正な温度で飼育する

この2点が特に大きな効果を発揮します。

詳しく解説します。

オオクワガタの幼虫飼育飼育方法!オオクワガタの幼虫を飼育するには3つの方法があります⬇それぞれのメリット・デメリットを解説しています⬇

 

菌糸で飼育する

クワガタを大きく育てるには、幼虫を大きく育てばければいけないのです。

クワガタは成虫になってからは、それ以上に成長はしません。

成虫の大きさは幼虫の時期に、どれだけ大きくなってくれるかが肝なのです。

その為に開発された幼虫用のエサが「菌糸」なのです。

 

菌糸とはクヌギやコナラ・ブナの木のオガクズに、茸菌をかけ合わせたものになります。

クワガタの幼虫は、菌糸で腐敗したオガクズやそこに繁殖した、バクテリアを食べるのです。

一昔前はマット飼育か、材飼育しかありませんでした。

この菌糸飼育が開発されて、格段に幼虫が大きく育つようになったのです。

大きなクワガタを育てたいのであれば、菌糸飼育は必須だと認識しましょう。

オススメの菌糸ビン⬇

クワガタ飼育の老舗であるKBファーム制の菌糸ボトル⬇使用者が多いのは人気だということ!⬇
DOSの菌糸ボトルも人気の菌糸です!トレハロース入で大きな幼虫が育つことうけあいです!⬇

 

適正な温度で飼育する

プロのブリーダーさんは、温度管理を欠かしません。

クワガタはその種類によって、適正飼育温度が違ってきます。

元々の生息地が違うので、飼育温度は生息地にあわせないといけません。

そして飼育温度を幼虫の間中も一定にしておけば、幼虫が冬眠することなく菌糸を食べ続けてくれ、結果大きくなってくれるのです。

体力的な事を考えて、幼虫に適正に冬眠をさせた方が良い!という意見もあります。

しかし、冬眠をするという事はその間はエサを食べないという事です。

 

なので冬眠の間は、蓄えていた栄養分を消費していっているという事になります。

では冬眠させずに、エサを食べ続けてくれたならどうでしょう?

栄養たっぷりのエサを食べ続けるので、当然体は大きくなります。

ただし、言い換えれば無理やり大きくしているので、羽化不全の確率も上がってしまいます。

そのことだけ注意が必要です。

菌糸ビン飼育のリスクとその対策を詳しく解説しています⬇クワガタを飼育しようとしている方は必見です⬇

 

クワガタ飼育を楽しもう!

今回の記事では、100ミリオーバーの最大級のクワガタの紹介や、大きな成虫を育てる方法について解説しました。

クワガタはその豊富な種類により、飼育がとても楽しい昆虫です。

しかしながら、色々な種類がいるということは、それだけ飼育適正温度も違うという事になります。

適正な温度で飼育する事によって、寿命も違ってきますので、よく調べてから飼育するようにしましょう!

それでは最後まで読んでくださり感謝です!

他にもカブトムシやクワガタの飼育記事を、多数書いていますのでそちらも読んでみてください!

昆虫飼育につきものなのがダニ問題・・・ママにとっては嫌なことばかりかも知れませんが、強い味方も!⬇化学薬品不使用で安全にダニ対策を!⬇



クワガタ飼育において一番人気の昆虫ゼリーといえば、KBファームのプロゼリーです!高タンパクは長生きの秘訣!⬇