ダイソーは、今や小さな釣具店と言ってもいいくらい品揃えが豊富です。
そしてダイソー釣具での釣果報告が多数上がっている程、ダイソー釣具の認知度は日々高くなっています。
そんなダイソー釣具の中で、今回は「ケミカルライト」を紹介していきます。
- ダイソーのケミカルライト全4種類
- ルミカのケミホタルとの違い
- ケミカルライトの意外な使い方
- 僕自身のケミカルライト使用体験談
「ケミカルライトの意外な使い方」では、一般的な使い方以外の使い道について解説しています。
そして最後の「僕自身のケミカルライト使用体験談」は、実際に僕自身がケミカルライトを使用した経験を元に解説しています。
僕は基本的に「ルミカのケミホタル」と「ダイソーのケミカルライト」どちらも使用している愛用者です。
どの様な釣りでどちらを使用しているのか、理由まで詳しく解説していますので、是非最後まで読んでいただけたらと思います。
ダイソーのケミカルライト全4種類
ダイソーのケミカルライトは全部で4つのサイズがあります。
ケミカルライト75
- 長さ7,5センチ・表面直径7ミリ
- 3本入・取り付け用チューブ2本入
- 値段・・・110円(税込み)
ケミカルライト50
- 長さ5センチ・表面直径5ミリ
- 4本入・取り付け用チューブ2本入
- 値段・・・110円(税込み)
ケミカルライト37
- 長さ3,7センチ・表面直径4ミリ
- 6本入・取り付け用チューブ3本入
- 値段・・・110円(税込み)
ケミカルライト25
- 長さ2,3センチ・表面直径3ミリ
- 8本入・取り付け用チューブ4本入
- 値段・・・110円(税込み)
種類は少ないですが、代表的な大きさが揃えられておりコレぐらいあれば充分という印象です。
そして内容量が多いのは、やはり流石ダイソーと言わざるを得ないですね!
ケミカルライトとケミホタルの違い
ケミカルライトの代表的な商品といえば、やはり「ルミカのケミホタル」になります。
ケミカルライトの元祖は間違いなくケミホタルです。
100均で売られているケミカルライトは、ルミカのケミホタルを模倣して作られたのは間違いないと思いますが、どのような違いがあるのか。
それぞれ比較して解説していきます。
種類数が違う?
まずは何と言ってもその商品数の違いです。
ルミカのケミホタルは、サイズだけで言えば20・25・37・50・75・100・120と7種類あり、色やタイプの違いまで分けると何十種類もあります。
対するダイソーのケミカルライトは4種類のみです。
今やダイソーは釣具メーカー並の商品ラインナップですが、一つの商品の種類数で言えば本格的なメーカーに敵わないのは当然なのでこれはしょうがないですね。
それとやはりルミカのケミホタルの商品数は相当なもので、流石は元祖ケミカルライトメーカーと言えます。
発光時間が違う?
発光時間は50のサイズで比較しますと、両方ともパッケージには5時間は持続すると書かれています
大きければ大きほど発光時間は長くなるようです。
ルミカの最大サイズである120サイズでは発光時間7時間となっており、20サイズになると発光時間3時間と記載されています。
僕自身、ルミカとダイソーのどちらも使用していますが、そこまで大きな差はなかったです。
50サイズで言えばどちらも確かに5〜6時間経過すると、徐々に光量が落ちてきましたので、パケージに記載されている通りの時間を目処に交換した方がいいようです。
明るさが違う?
上の⏫⏫写真は左がルミカで、右がダイソーです。
分かりますでしょうか?明らかに光量は左のルミカの方が多いですね。
明るさは間違いなくルミカのケミホタルに軍配が上がります。
しかしながら、大した違いはなかったと言う人もいますので、人やその場の状況や暗さによって感じ方は変わってくるのでしょう。
ルミカのケミホタルには黄色以外に赤色もありますが、これは黄色よりも赤色の方が見やすいという人向けです。
この事からもわかるように、色や明るさの感じ方は人それぞれになります。
僕自身はルミカのケミホタルの方が明るく見えるので、明るさを求めたい時はケミホタルを使うようにしています。
上の写真は⏫ペットボトルの中に、ルミカのケミホタルとダイソーのケミカルライトを入れたものです。
ダイソーのケミカルライトは浮いていて、ルミカのケミホタルは沈んでいるのが分かります。
これはダイソーのケミカルライトには空気が多く入っていて、ルミカのケミホタルには沈んでしまう程空気が少なく、発光薬剤が多く使用されているという事です。
この事からもどちらがより強く発光するのかは分かります。
品質は100均では正規のメーカーにはかなわないのでしょう!品質を求めるならルミカ一択です!
消費期限が違う?
ケミカルライトもケミホタルも化学薬品を使っていますので、消費期限というものが存在します。
どちらも袋の裏面に記載はありますが、使用推奨期限として、
ダイソー ケミカルライト・・・2027年8月
ルミカ ケミホタル ・・・2027年2月
となっています。
作られた年月日は書かれていませんでしたので、どのくらい長持ちするのかはわかりませんが、この記事を書いているのが2023年12月です。
という事は、少なくともこの記事を書いた日から3年〜3年半は大丈夫という事になります。
長さでいえばダイソーの方が長持ちするのは意外でしたが、ケミカルライトをそんなに長期間持ち続ける事もあまりない事なので、そこまで問題ではないでしょう。
ルミカのケミホタルにしてもですが、そこまで高い商品ではないので、都度買う事の方が多いのではないでしょうか。
僕自身は色々な釣りをするので、ケミホタルやケミカルライトを使う釣りは、毎年そのシーズンになったら使います。
長く持っても翌年までで、3年持ち続けた事はありません。
ですので、どのくらい持つのかは特に気にしなくてもいいのではないかと思います。
入り数と値段が違う?
ダイソーのケミカルライトは小さいほど入り数は多かったですし、全てが110円でしたね。
ではルミカのケミホタルはどうなのか?
ダイソーと同じ25・37・50・75の4種類で比べてみましょう。
値段は僕が釣具店で実際に買った時の値段です。
ケミホタル25
- 長さ23ミリ・表面直径2,9ミリ
- 2本入・取り付け用チューブ1本入
- 値段・・・132円(税込み)
発光体と取り付け用チューブともにダイソーの1/4で、コスパだけならダイソーの方に軍配が上がります。
ケミホタル37
- 長さ37ミリ・表面直径4.5ミリ
- 2本入・取り付け用チューブ1本入
- 値段・・・143円(税込み)
37の方は発光体・取り付け用チューブともにダイソーの1/3になります。
ケミホタル50
- 長さ50ミリ・表面直径6ミリ
- 2本入・取り付け用チューブ1本入
- 値段・・・178円(税込み)
ケミホタル50は発光体・取り付け用チューブともにダイソーの1/2です。
ケミホタル75
- 長さ75ミリ・表面直径7,5ミリ
- 2本入・取り付け用チューブ1本入
- 値段・・・242円(税込み)
ケミホタル75のサイズでようやくダイソーと同じ入り数になりました。
コスパのみを考えて、できるだけ安く済ませたい方はダイソー一択でもいいかもしれませんね!
ケミカルライトの意外な使い方
ケミカルライトの使い方として代表的なのが、
- ウキに取り付ける
- 竿先に取り付ける
- 道糸に取り付ける
- ルアーに取り付ける
の、4点かと思います。
ウキと竿先に取り付けるのは、夜釣りでよく見えるようにと、あたりを分かりやすくする為です。
道糸とルアーに取り付けるのは、主に集魚効果を期待してのものです。
では、この4点以外に使い道がないのかというとそうでもありません。
ケミカルライトは手軽に発光してくれる便利なアイテムで、様々な使い道があります。
僕が活用している意外な使い道である、
- 釣り場の目印として
- 照明器具代わりとして
この2点を解説します。
それとおまけの豆知識として、
- 冷凍保存できる
も紹介します。
釣り場の目印
ケミカルライトは、釣り用の小さなものではなく、もっと大きな発光体ではありますが、災害時などにも活用されています。
火を使わずに簡単に発光させる事ができて、長時間光り続けてくれるからです。
災害用に自宅に常備しておくべきケミカルライト。備えあれば憂いなし!こんな時代だからこそ備えましょう!一ヶ月で100点以上売れています!↓↓↓
この特徴は夜釣りでは大いに役立ってくれます。
例えば釣り場にて、ヘッドライトの電池や充電を節約したい時など、釣具を置いてある場所に発光体をおいておけば目印になります。
他にも目印として置きたい場所に置いておくだけで、はっきりと場所を視認する事ができます。
その際はできれば一番大きなケミカルライト75を使う事をおすすめします。
ルミカのケミホタルは75サイズなら、100メートル先からでも視認できるとされています。
更には、最大サイズの120であれば170メートル先からでも視認できるとされている優れものです。
釣りだけではなく、日常生活においても災害用に一家に数個は常備しておいても損はないと思います。
照明器具代わり
ケミカルライトは釣りの時もですが、それこそ停電時には照明代わりになります。
突如ヘッドライトが切れたりした時には、ケミカルライトの近くなら餌を付けたり、リーダーを結んだりもできるくらいは明るいです。
懐中電灯のように遠くを明るく照らせるわけではありませんが、停電時などはテーブルの真ん中に置いておけばぼんやりと明るくしてくれます。
筒の中で化学物質が混ざって明るくしてくれて、火のように危険もありませんので、安心して使う事ができるのもありがたいです。
照明代わりとするならば、なるべく大きなサイズがいいでしょう。
冷凍保存できる
おまけの豆知識ですが、ケミカルライトは実は冷凍保存できるのです。
とは言っても、開封前なら冷凍保存する必要もないですが、開封して発光体を折って光らした後にそこまで時間が経過していなければ、の話です。
冷凍する事により化学反応が停止し明かりが自然と消えてくれます。
そして解凍する事により、再び化学反応がスタートし光りだすのです。
解凍されると自然と光りだすのは難点かもしれませんが、覚えておいて損はない豆知識かと思います。
実際のところ、100均・釣具屋どちらで買っても釣り用のケミカルライトは安いですし、冷凍保存してまで取っておきたいと思うかはわかりませんが・・・
僕自身のケミカルライト使用体験談
僕自身はダイソーのケミカルライトと、ルミカのケミホタルの両方とも愛用しています。
というのは、実際に道糸に取り付けて集魚効果の為に使う時はルミカのケミホタルを使用します。
竿先につけたり、ウキに付ける時はダイソーケミカルライトを使用する事が多くなっています。
理由はやはり集魚効果を期待する時は、なるべく明るい方を使いたいからです。
僕自身はルミカのケミホタルの方が明るく見えるので、魚にアピールする為には多少値段が張ろうともルミカを使います。
特に遠投釣りの時には、170メートル先からでも視認ができるケミホタル120は重宝しています。
竿先や近くに落とすウキ釣りであれば、それほど遠くまで見えるような視認性を求めていないので、ダイソーのケミカルライト35~50を多く愛用しています。
どっちも値段に大きな差はないから、ルミカだけでいいという人もいますが、そこはチリツモで安く済むのであれば安く済ませたいと思い使い分けています。
そして、ケミカルライトを使わない釣りの時でもケミカルライトは必ず釣り場に持っていっています。
その理由は、夜釣り中にヘッドライトが切れてしまった事があり大変な思いをしました。
その時に持っていたケミカルライトを、釣具付近やその周りに置くことで目印となり、釣りを続行できた過去があるのです。
堤防や明かりがない場所での釣りだったので、結構真っ暗になり焦ったしまいましたが、なんとか事なきを得ました。
それ以来、ヘッドライトの電池の予備とケミホタルの120は必ず持っていくようにしています。
備えあれば憂いなしです!
ちなみに我が家には、様々な色合いのルミカのケミカルライトを常備していますが、元々は子供と庭に散りばめて夜中に楽しんでました!
まだ災害等で自宅で使った事はないですが・・・使わないに越したことはないですが、万が一に備えるのは大事です。
コスパならダイソー!品質ならルミカ!
今回の記事では、ケミカルライトの種類やケミホタルとの違い、ケミカルライトの使い方について解説しました。
僕自身は明るく見えるのはルミカのケミホタルなので、どちらかと言えばルミカを使う事が多いです。
ですが、コスパを考えるとダイソーのケミカルライトも値段の割に、充分すぎる程明るく光ってくれるのは間違いないです。
品質のルミカ・コスパのダイソー
これが僕の答えです!
では最後まで読んでくださり感謝です!
他にもダイソーの釣り用品の記事を書いてますので、そちらもよろしかった読んでみてください!
ルミカの取り付け簡単の竿先用ケミカルライト「ぎょぎょライト」ワンタッチで取り付けられます!サイズはS・M・L・LLとあり、要確認です↓↓