「釣具屋ダイソー」そう言われる程、釣具の商品ラインナップが優れているダイソー。
その進化は驚くほど早いです。
本家の釣具屋の商品には敵わない!という商品ももちろん多数ありますが、100均商品で充分といわれる商品も存在します。
そんなダイソーの釣具の中で今日は、
「ダイソーVJ」
を紹介します。
ダイソーVJの正式名称は「ダイソー ソルト用ジグヘッド」になります。
何故VJと呼ばれているのかというと、釣り業界では知らない人はいないとまで言われている「コアマンVJ」という商品に激似だからです。
今回はそんなダイソーVJについて、
- ダイソーVJ全3種類一覧
- ダイソーVJとコアマンVJの違い
- ダイソーVJを使う際の注意点
以上3点を解説します。
是非最後まで読んでください!
ダイソーのVJ全3種類一覧
ダイソーVJには16グラム・22グラム・28グラムの全部で3種類あります。
元々は16グラムと22グラムの2種類だけでしたが、2023年4月に28グラムが発売になりました。
28グラムは飛距離も伸びて、より遠くの魚を狙えるようになり、ますますダイソーVJ人気が上昇する事になりました。
VJ16グラム
- 全長・・・5,7ミリ
- 縦幅・・・1,3ミリ
- 縦幅フック下まで・・・3,3ミリ
- ワームキーパー・・・4連
- 1個入・220円(税込み)
VJ22グラム
- 全長・・・5,4ミリ
- 縦幅・・・1,3ミリ
- 縦幅フック下まで・・・3,4ミリ
- ワームキーパー・・・4連
- 1個入・220円(税込み)
VJ28グラム
- 全長・・・5,5ミリ
- 縦幅・・・1,3ミリ
- 縦幅フック下まで・・・4ミリ
- ワームキーパー・・・5連
- 1個入・220円(税込み)
ダイソーのVJとコアマンのVJとの違い
ダイソーのVJはコアマンのVJとそっくりな作りですが、全く同じ形状というわけではありません。
では具体的にどこが違うのか?
- フックが違う
- リアフック取り付け部分が違う
- ワームキーパーが違う
上記3点を画像付きて解説していきます。
フックが違う
ダイソーのVJに付いているフックはダイソー独自のフックなのでしょう。
見た目はいたって普通のフックです。
ですが、100均で買ったルアーに付いているフックは「バラし」が多いので変えたほうがいいという意見も多数あります。
では本家本元であるコアマンVJにはどのようなフックが装備されているのか?
コアマンVJに取り付けてあるフックは「がまかつ」というメーカーのフックが付けられています。
フックの一流メーカーですので、釣りをする人なら一度は聞いたことがあるはずです。
流石はコアマンですね!フックにも相当こだわってます!
しかしながらダイソーフックが必ずバラすわけではありません。
ダイソーVJで釣果をあげている方は多数いますからね。
ただ折角食わせる事ができても、バラしてしまえば後悔しか残りません。
ですので、僕自身も100均で購入したルアーについているフックは、必ず交換するようにしています。
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リアフック取り付け部分が違う
コアマンのVJとダイソーVJのリヤフック取り付け部分が違うのにお気づきでしょうか??
本家コアマンVJのリヤフック取り付け部分は、下に折れ曲がっているのに対して、ダイソーのVJは真っ直ぐに伸びています。
何故コアマンの取り付け部分が折れ曲がっているのか?
折れ曲がっている事で、フックがワームに絡む(刺さる)事が激減するのです。
逆に言えばダイソーのVJのように真っ直ぐになっていると、水中でフックがワームに絡んでいる事が多数あるのです。
ですので、ダイソーのVJを使う際は、取り付け部分を下に折り曲げて使用する人もいるくらい大事な部分になります。
フックがワームに絡むと、ワームの動きに多大な影響を与えてしまいます。
ワームの動きに影響すると、釣果にも直結しますので馬鹿にできない問題なのです。
ただし、この問題はダイソーさんも気づいたのか、28グラムではコアマンVJ同様に取り付け部分が下向きに折れ曲がっています。
ワームキーパー部分が違う
アジングやメバリング等をワームでしている方はよく分かると思いますが、ジグヘッドとワームのズレはとても大事な問題です。
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ワームの付け方も正しく真っ直ぐ付けないと釣果が落ちてしまいます。
それだけジグヘッドとワームの取り付け部分は超重要なのです。
ダイソーのワームキーパーを見てみると、4連しか無く堀りも浅いです。
コアマンのVJのワームキーパーは5連あり、堀りがダイソーより圧倒的に深いです。
5連のほうがワームがズレにくく、掘りが深いと更にワームはズレにくくなります。
先にも述べた通り、ワームは正しく付けないと、動きにそして釣果に直結するのです。
ワームキーパーの作りからも、コアマンのVJの方がジグヘッドとワームのズレは少ないだろうという事がわかります。
しかしダイソーのVJも28グラムからは5連になっています。
ですが、掘りはそのままのようでやはりズレの問題では、コアマンのVJの方に一日の長がありそうです。
ダイソーのVJを使う際の注意点
ダイソーVJでも釣果報告は多数あるので、そのまま使用するのは全く問題ないと思います。
ですが、より確実に釣果に結びつけたいのであれば、いくつか注意した方がいいのも間違いないです。
- フックを交換する
- リアフック取り付け部分を下に曲げる
- ワームのズレに注意する
以上の3点について解説していきます。
フックを交換する
結局のところ魚を釣り上げてくれるのはフックです。
フックが弱いと折角魚がかかってもバラしてしまう事になりかねません。
フックがガッチリ掛かっていて、曲がらない強度があれば魚をバラす事はありません。
もちろんダイソーVJに付けてあるフックでも釣り上げる事は可能です。
必ずバラす!なんて事は有り得ませんが、少しでも不安があるのであれば変えるに越したことはないです。
「バラす」という事は釣れない事よりもよっぽどショックが大きいと僕自身は思っています。
フックと言えばやっぱり「がまかつ」。ダイソーVJの16グラムと22グラムだと#8が最適↓↓↓
リアフック取り付け部分を下に曲げる
ダイソーのVJ28グラムを使用しているのであればこれは必要ないですが、16グラムと22グラムを使用しているのであれば、できればした方が良いと思います。
というのも僕自身もダイソーのVJを使用していて、フックがワームに絡んでしまう事がとても多かったのです。
コアマンVJも使用していましたが、こちらはフックがワームに絡む事は多少はありましたが、ダイソーよりも圧倒的に少なかったです。
下に折り曲げなくても絡む事がない場合ももちろんありますので、必ず曲げたほうがいいとは言いません。
どちらも試した事ある方であれば分かると思いますが、絡むとほどかなといけないので、またか・・・とストレスが溜まります。
ですので曲げたほうがストレスは少ないです。
大した労力も使わないので、できれば曲げる事をオススメします。
ワームのズレに注意する
ダイソーのVJのワームキーパーはとにかく掘りが浅いです。
加えて16グラムと22グラムは4連しかありません。
これはコアマンVJに比べて、ワームがジグヘッドからズレやすい事を意味します。
これ事態は改造できるわけではありませんので、キャスト毎に注意して見ておく必要があります。
一度ズレてしまうと、その後また刺したとしても簡単にズレてしまいます。
ワーム内で引っ掛けている部分が緩んでしまっていますので、その後何度差し込み直しても引っ掛けてる部分がないので直ぐにまたズレてしまいます。
一度ズレてしまったら別のワームに直ぐに交換しましょう。
ダイソーのVJでも釣果は充分!
今回の記事では、ダイソーVJの概要・コアマンVJとの違いと使用時の注意点について解説してきました。
より確実に釣果を求めているのであれば、注意点で述べたような事は実施した方がいいかと思います。
絶対にコアマンには敵わない!とは思いませんが、一つ一つの部分を見てみるとやはり性能はコアマンVJに軍配が上がります。
ですが、ダイソーのVJでも釣果は充分に上がっています。
僕自信もダイソーのVJでの釣果はありますし、僕の周りにも多数います。
ダイソーのVJはコスパは抜群にありますので、そのままの使用でも全然OKかと思います!
釣りの好みや感じ方は人それぞれです。
自分自身が納得できる釣りを楽しみましょう!
それでは最後まで読んでくださり感謝です。
他にも100均釣具の記事を書いていますので、よろしければそちらも読んでみてください。