「釣具屋ダイソー」と呼ばれるくらい、最近のダイソーは釣具が豊富です。
そんな中でも今回は「ブラクリ」について解説します。
釣りの初心者でもやりやすく、釣果もでやすい為に人気の「穴釣り」。
そんな穴釣りをより手軽にしやすくなったのは、ブラクリの普及に他ならないはずです。
今回の記事では、
- ダイソーのブラクリは全4種類
- 100均のブラクリを使うメリット
- ダイソーのブラクリを使う注意点
- ダイソーのブラクリ体験談
について解説します。
「ダイソーのブラクリ体験談」では、実際に色々な方のダイソーのブラクリを使った釣果を紹介します。
是非今後の穴釣りに生かしてもらえたらと思います!
ダイソーのブラクリは全4種類
ダイソーのブラクリは全部で4種類あります。
商品自体は2種類で、それぞれ重さが2種類ずつありますので、計4種類ということです。
- ダイソーブラクリ(赤)
- ダイソーブラクリ(グロー)
それまではダイソーブラクリ(赤)のみでしたが、ダイソーブラクリ(グロー)が2024年に発売されました。
ダイソーブラクリ(赤)
- 材質・・・おもり:鉛 針:鋼
- 種類・・・2号・3号
- 商品サイズ・・・1cm ×0.3937cm ×5.3cm
- 入り数・・・2個入
- 値段・・・110円(税込み)
ダイソーでブラクリが初めて発売されたのが、ブラクリ(赤)です。
2020年にダイソーの釣具コーナーに並び始めました。
ブラクリはダイソーでの歴史は浅いですが、110円で買えるブラクリに喜んだアングラーも多かったのです。
ブラクリが発売される前は、
「オモリは売っているのに、なんでブラクリはいつまでもないのか?」
という声が多かったのをよく覚えています。
ダイソーブラクリ(グロー)
- 材質・・・おもり:鉛 針:鋼
- 種類・・・2号・3号
- 商品サイズ・・・1cm ×5.3cm
- 入り数・・・2個入
- 値段・・・110円(税込み)
ブラクリグローは、2024年にダイソーの釣具コーナーに並び始めました。
グロー色は暗い海中でも光を発することができますので、魚がエサに気づきやすく釣果が出やすいです。
それだけにダイソーのブラクリで、グローを望むアングラーは多く、売り切れ店舗が続出しました。
まだ日が昇りきっていない「朝マヅメ」や「夜釣り」では、このグローが大活躍してくれ、大きな釣果を生んでくれるでしょう!
100均のブラクリを使うメリット
では何故多くのアングラーが、100均のブラクリを買ってしまうのか?
100均のブラクリを使うメリットとは、
- 根掛かりの恐怖心が減る
- 手軽に買える
この2点について解説します。
根掛かりの恐怖心が減る
穴釣りの一番の敵は・・・なんと言っても「根掛かり」です。
海中で根掛かりをしてしまうと、高確率でオモリはロストしてしまいます。
しかし穴釣りは根魚がメインのターゲットです。
根魚は海底までエサを落として、やっと魚が食いついてくれます。
ですので、釣果を上げたければ底までブラクリを落とさないといけないのです。
しかし底を攻めれば根掛かりのリスクが増える・・・
穴釣りはリスクを取ってこそ爆釣できるので、攻めざるを得ないのです。
「ブラクリが根掛かりしてしまう=ブラクリをロスト=損失」
せっかくお金を出して買ったブラクリが、なくなってしまう恐怖心との戦いながらの釣りは疲れます・・・
ですがダイソーで購入すれば1個で55円ですみます。
この安価さが「根掛かりでロストしても55円なら・・・」
と、心が平穏でいられるのです。
心がストレスを感じない・・・これがダイソーのブラクリの最大のメリットだと言えます!
手軽に買える
100均でブラクリが発売される前は、釣具屋やホームセンターへ行かないと購入できませんでした。
しかしダイソーは、一つの地域に複数あってもおかしくないほどの店舗数を誇ります。
ですので、釣りに行こうと思う前日でも気軽にブラクリを購入しに行けるのです。
ネット通販でも2〜3日はかかりますし、釣具屋に車で行くのも時間がかかるでしょう。
僕自身、地元の地域に釣具屋がないので、ブラクリを買うために隣の市によく買いに行ったものでした。
近くのダイソーにいつでもブラクリを購入に行ける!
これもダイソーブラクリの大きなメリットと言えるのです!
ダイソーのブラクリを使う注意点
ダイソーのブラクリは良いことずくめですが、注意点もいくつかあります。
- 攻めすぎる
- グローはUVライトが必須
- 重さが不十分
この3点について解説します。
特に2番目の「グローはUVライトが必須」はグローに関して勘違いしている方も多いので注意が必要です。
攻めすぎる
これは良いことでもあるので、必ずしもデメリットではありません。
「攻めすぎる」と何が良くないのか?
リスクを取らないと釣果は上がらないので、攻めるのは良いことです。
しかし心が平穏すぎて、無謀な程にリスクを取ってしまう恐れがあります。
どういうことかと言うと・・・それまでは慎重にブラクリを落としていたのに、雑に釣りをしてしまいかねないということです。
なるべく根を回避しながらしてきた穴釣りも、いつロストしてもいいという思いが強くなりすぎると高確率で根掛かりをしてしまいます。
そうするとどうなるか?
一日にいくつものブラクリをロストしてしまうのです。
2個で110円という安価な値段ですが、それでもただではありません。
それに、ロストする=海中にブラクリが残るということです。
それだけで海中にゴミが増えるということですし、それを魚が食べてしまう恐れもあります。
底を攻めるのは良いことです!
しかし雑な釣りにならないように注意をするようにしましょう。
グローはUVライトが必須
ダイソーのブラクリに限らず、グロー色について勘違いしている方は要注意です。
グローは常に発光しているのではありません。
グローが光るのは、蓄積された光を排出しているイメージです。
ですので、まずは光を蓄積させなければなりません。
その為にUVライトが必要になってくるのです。
何故UVライトでなければだめなのか?
グローに光を蓄積させる為には、紫外線が必要になってきます。
なので紫外線で発光するUVライト(ブラックライトとも言います)を、グローに当てないといけないのです。
LEDライトにも多少は紫外線は含まれるので、LEDライトでも代用は可能ですが、蓄積にかなり時間がかかります。
グロー色のブラクリやジグを使うのであれば、UVライトは必須と言えるでしょう。
UVライトはアニサキスを発見するのにも大いに役に立ってくれますので、釣人であれば持っていて損は絶対にないのでおすすめです!
おすすめのUVライト(ブラックライト)⬇
重さが不十分
安価で購入しやすいダイソーのブラクリですが、大きな不満として重さの種類が少なすぎます。
2号と3号しかないので、海の状況次第では底につかない恐れも出てくるのです。
ましてや穴釣りはテトラや岩場の隙間を攻める釣りになります。
波打ち際はどうしても波が激しくなりがちです。
ラインだけが岸壁やテトラにすれてしまい、全く釣りにならない事もありえるでしょう。
穴釣りにはせめて5号から7号は欲しいところです。
必ずしも3号までだと使えないわけではありません。
波が穏やかならば問題はないのですが、安定して底をせめられるのは、やはり5〜7号ではないでしょうか。
ぜひとも今後、ダイソーさんに5〜7号のブラクリの発売を期待したいですね!
ダイソーのブラクリの体験談
では実際にダイソーのブラクリを使った釣果はどうなのでしょうか?
やはり穴釣りと言えばアラカブ(別名ガシラ)ですね!
簡単に釣ることができると思われがちなアラカブですが、尺アラカブと呼ばれる30センチ以上のアラカブには滅多に出会えません。
おおむね15センチ〜20センチを超えていればお持ち帰リサイズと呼ばれるアラカブですが、料理方法で言えば味噌汁が絶品です!
アラカブと同じく穴釣りの主役なのが、ソイと呼ばれる小型魚です。
アラカブに似ていますが、白身で淡白な味わいでとても美味な魚になります。
メバルも穴釣りでよく釣れる魚です。
穴釣りで釣れる魚は基本的に小型魚が中心ですが、味は美味しい魚ばかりです。
そんな美味な魚が、110円で釣れるのですからダイソーのブラクリは、コスパがかなり良いと言えるでしょう。
ダイソーのブラクリは穴釣りにおすすめ!
今回の記事では、ダイソーのブラクリは使えるのか?ダイソーのブラクリを使うメリットとデメリットについて解説してきました。
穴釣りは底を攻めるのが基本!
だから根掛かり覚悟で、ブラクリを底まで沈めますが、やはりロストはしたくありませんよね。
釣具屋でまともにブラクリを買えば300円くらいはします。
それでも単体で考えれば充分安いですが、同じ性能で同じ重さでもっと安価なのがあれば、それはとても喜ばしいことです!
そんな穴釣りを愛するアングラーの声に応えるかのように、発売されたのがダイソーのブラクリです。
重さの種類が少ないのは今後に期待しましょう!
それでは最後まで読んでもらい感謝です!
他にも100均のお得な釣具についての記事を多数書いてますので、よろしければそちらも読んでみてください。