クワガタは越冬する?
クワガタは全ての種類が越冬するの?
クワガタの冬眠前や冬眠中の注意点ってある?
クワガタは種類によっては越冬する事ができる昆虫です。
簡単に言えば他の冬眠する生き物と同じで、寒くなれば動かなくなり、暖かくなれば動き出します。
今回の記事では冬眠期間とその後のアフターケアについて解説していきます。
春にまた元気な姿を見せてもらう為にも、是非最後まで読んでください!
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クワガタの冬眠期間はいつからいつまで?
クワガタは全種類越冬するのかと言うとそうではありません。
どの種類が越冬できるのか?
そして越冬する種類はいつから冬眠を始めて、いつ終わるのか?
詳しく解説します。
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越冬できない種類もいる?
国産で越冬できる種類は大きく分けて3種類。
- オオクワガタ
- ヒラタクワガタ
- コクワガタ
国産で越冬できない代表的な種類は2種類
- ノコギリクワガタ
- ミヤマクワガタ
越冬できるできないは、寒さに強い弱いが関係しているのか、単純に体力なのかは定かではありませんが、越冬できる種類の成虫してからの寿命は約2年〜3年はあると言われてます。
ノコギリクワガタを越冬させるには、温かい気温を保たねばなりません。温度管理の徹底が必要なので、常温飼育で越冬する事ができるのは、やはり上記3種類が主になります。
冬眠の始まり
クワガタは一般的に気温が15度を下回り始めると、動きが鈍くなってきます。
そして徐々に動かなくなり12度を下回ると完全に冬眠に入ります。
地域によって差はありますが、大体11月くらいには冬眠に入り始めます。
冬眠中はマットに潜り、生きてるの?と思ってしまうくらい、ジッとして全く動かなくなります。
冬眠からの目覚め
寒い間はマットに潜って全くうごかなくなりますが、暖かくなってくるとようやく動き始めます。
気温が15度を上回ってくるとマットの上に顔を出してきます。
目覚めの時期は地域差がありますが、大体3月くらいには完全に冬眠が終わり通常通り活動を始めるようになってくれます。
冬眠明けの早期はまだ動きが鈍いですが、徐々に本調子になっていきますのでご心配なく。
冬眠前から冬眠明けまでの管理方法
自然界では自分の越冬しやすい場所を自分で見つけ冬眠しますが、人為的に越冬させるのであれば準備が必要になってきます。
夏場の飼育環境そのままだと越冬するのが難しくなるのです。
- どのような準備をすればいい?
- 気をつけなければいけない事は?
- 越冬後は何をすればいい?
怠ってはいけないことがいくつかありますので、詳しく解説していきます。
冬眠前の準備と注意点
クワガタを飼育するにも越冬させるにも、大事なのはやはりマットです。
成虫飼育時のマットの深さは、体が隠れるくらいの深さがあれば大丈夫なので、5センチ程度でも充分なのですが、冬眠時だともっと深くないといけません。
越冬できる種類のクワガタは、寒さを凌げる場所で体力を温存するためにジッと身を潜めているので、寒さを緩和させる為にもマットは10センチ以上あったほうがいいです。
冬眠時は深すぎて困るという事は全くありません。
フタまで3センチ程度の余裕を持ってあげて、残りは全てマットを敷いてあげましょう。
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冬眠中の管理方法と注意点
クワガタは冬眠中は全く動きません。
冬眠中はとにかく起こさないようにしないといけませんが、冬でも気温が高くなる事があります。
その時クワガタは目を覚まして、エサを食べにマットからでてきます。
その時に食べ物がないと餓死してしまう可能性もありますので、冬眠中も昆虫ゼリーはケース内に常備しておくようにしてください。
10度を上回らないような真冬なら必要ないので、その間はゼリーは置かなくても大丈夫ですが、冬場はゼリーもすぐには腐らないので念のため置いておくのが一番です。
そして気温が下がり、寒くなればまた直ぐに潜り動かなくなります。
越冬後の管理方法と注意点
春が近づき徐々に気温が高くなるとクワガタは活動を始めます。
ただし、基本的にクワガタは夜に活動が活発になりますので、いつ起きたのか確認する事は難しいです。
一番確認しやすい方法としては、ゼリーの量が減っているかどうか、もしくはゼリーが動いていたりマットで汚れていたりと、ゼリーに何かしらの形跡が残っているはずなので、ゼリーの確認をしてみましょう。
その為にも暖かくなってきたら昆虫ゼリーは必ず置いておくようにしてください。
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そしてマットの確認は必ずしなければいけません。
冬眠中は起こさない為にも霧吹きやマットの交換は控えるべきですが、越冬後にマットが乾燥しているようなら直ぐに加水、もしくは交換してあげましょう。
クワガタの寿命は冬の乗り切り方で変わる!
今回の記事では冬眠する種類、冬眠前から冬眠後についての注意点を解説してきました。
クワガタは越冬できる種類は、冬にしっかり休ましてあげれるかどうかで寿命が決まると言われています。
それは越冬中は体力を使わずに過ごすことができるからです。
逆に言えば越冬中に大きな衝撃や、室内で飼育する際のエアコン等の暖房による急激な温度変化などで、起こしてしまったりするとそれだけ体力を消耗してしまうのです。
休むべき冬場に無理に起こされ動く事になれば、夏場以上に体力を使い、その分寿命が縮んでしまいます。
幼虫は冬場でもエサをモリモリ食べてくれればそれだけ大きくなりますが、成虫は弱るだけですので冬場はしっかりと休ませて、春にまた元気な姿を見せてもらいましょう!
それでは最後まで読んでいただき感謝です!
他にもクワカブ飼育についてやダイソー商品の記事を書いてますので、よろしければそちらもご覧ください!