カブトムシの餌の交換頻度は何日?与える量から注意点まで徹底解説

カブトムシの餌を与える間隔がわからない・・・

餌は残っていてもマットで汚れたら交換すべき?

カブトムシの食が落ちてきているのは何故?

カブトムシの飼育を楽しんでいるみなさん、餌やりの頻度はどうしてますか?

  • やり過ぎはよくないのではないか?
  • 切らしたらどうなるのか?

最初はわかりませんよね。当然僕も同じような感じでした。調べても人それぞれ的な感じですしね。

結論を言えば「餌は毎日与える」が基本です。ですので毎日交換でOKです!かと言って絶対に切らしたらだめなのかと言われると・・・そうでもありません。

今回の記事では僕の経験を元に、何故毎日与えるのか?切らしたらどうなるのか?を解説していきます。

カブトムシとクワガタ飼育6年目(間にブランクありw)の僕の経験が元になっていますので、今後のカブトムシ飼育にお役立てください。


 

 

カブトムシの餌を毎日交換する3つの理由

カブトムシの餌を毎日交換する理由はこの3つです。

  1. わざわざ抜く理由がない
  2. 調子の良し悪しがわかる
  3. 好みがわかる

どれもカブトムシ飼育には大切な事ですので、わかりやすく解説していきます。

 

餌を抜く理由がない

  • カブトムシなら何日に1度交換
  • クワガタなら何日に1度交換

と決めている方もいるようですが、それはおそらく「食べ過ぎによる老化の加速」の可能性があるという事からかと思います。

ですが、これは完全に可能性の話で、確率された問題ではありません。何故なら僕の飼育しているカブトムシはダイソーの安い昆虫ゼリーでも、ほとんどの個体が10月末までは毎年生きてます。

カブトムシは越冬する事は難しい昆虫ですので、10月後半まで生きれば充分長生きと言えます。

餌が無くなっているのに与えないなんて事はする必要は全くありません。むしろ餌が無くなっているという事は食べたいのです。

餌の容器が空になっているという事はお腹が空いていたという事です。そして食欲が旺盛という事です。

食欲が旺盛という事はいい事でしかありませんので、わざわざ抜く必要はありません!

 

調子の良し悪しがわかる

カブトムシの成虫の寿命は短いです。短いながらも毎日同じように餌を食べているかと言うとそうでもありません。

調子が悪いのか突然食が細くなったりする事があります。

そんな時はマットの状態を確認してみてください。糞尿や餌の食べこぼし等でマットが汚れていたり、異臭がしたり、ダニが発生したりしている事があります。

マットの異常が確認できれば直ぐに交換してください。ダニが発生していたら歯ブラシでカブトムシの体を擦り洗いしてあげましょう。その後直ぐに食が復活する事が多々あります。

食が細くなるという事はこのような発見につながりますので、毎日餌の確認をしましょう!

食が細くなる原因でもう一つあるのが、寿命が近いという事です。こればっかりはどうしようもありません。マット交換をしても食が復活しないようなら近いうちのお別れも覚悟しておきましょう。

 

好みがわかる

カブトムシの餌は数多く売られています。ダイソーだけでも6種類のゼリーがあったほどです。

どこに売っているどんな味の餌でも、ちゃんと栄養があり美味しく作られているはずですので、どれを買っても問題ないのですが、できれば好みの餌をあげたいですよね!

僕は以前に飼育しているカブトムシに、ダイソーの昆虫ゼリーの食べ比べをした事があります。毎朝2種類のゼリーを一つずつ虫かごにいれて、翌朝どちらがどれだけ減っているかを観察しました。

その時に昆虫にも好みってあるんもんなんだ・・・と感じました。それくらいはっきりと食いつきが違ったのです。

それからは昆虫ゼリーが切れるたびに、一番食いつきが良かった味を買って与えてます。飽きないの?と思うかもしれませんが、毎回ちゃんとゼリー容器は空になっています。

考えてみれば自然界では木の樹液が餌ですから、毎回似たような味でも好みなら飽きないのでしょう。

毎日色んな餌を与えていると、自然と好みが簡単にわかるものです。長生きする昆虫ではありませんから、どうせなら好きな味を食べさせてあげたいですね。

 

カブトムシの餌交換時の注意点

カブトムシの餌交換は毎日行うのが基本ですが、まだ飼育になれていない方は、いくつかの疑問点が出てくるはずです。

  1. 餌を切らしたらどうなるのか?
  2. 餌が汚れたら交換すべきなのか?
  3. 餌を入れるタイミングはどの時点がベストなのか?

この3つは僕自身も最初はわからなかったです。

僕自身の経験を元に解説します。

カブトムシの餌を切らしたらどうなる?

毎日餌を上げるのが基本ですが、切らしても問題ありません。

厳密に言えば1日くらい切らしたも問題なく生き続けてくれます。そのせいで早死した!なんていう経験はありません。

ですが、長期の絶食は当然危険です。

2日くらいまでは大丈夫と聞きますが、実際僕は2日抜いた事はないので絶対とは言いませんが、元々野生の昆虫は餌場にありつけず食べれないという事も当然あるでしょう。

そう考えると2日くらいなら大丈夫というのも頷けます。ですが、なるべく抜かす事のないよう注意しましょう。栄養管理は飼い主の責務です。

 

カブトムシの餌が汚れたら交換すべき?

今のカブトムシの餌は、昆虫ゼリーが主流ですが、表面にマットが付着し汚れる事が多々あります。

餌皿に入れていたのに下に落ちている事などしょっちゅうです。

見た目が汚れているので交換したくなるでしょうが、多く残っているようならそのまま交換しなくてもOKです。

量が少ししかなければ、どのみち直ぐになくなるので交換した方がいいでしょう。

マットそのものがカブトムシに害のあるものでもありませんし、マットが付着していてもちゃんとゼリーを吸ってくれますので気にする必要はありません。

 

カブトムシの餌を入れるタイミングは?

カブトムシの餌はどのタイミングで入れればいいのか?

答えは朝です。厳密に言えばどのタイミングでもいいのですが、カブトムシやクワガタは基本夜に活発に動き回る昆虫です。

餌を食べるタイミングも夜が多いです。朝や昼でも食べているのを見たことは何度もありますが、やはり夜が一番です。

ですので、朝虫かごを見てみると餌がほぼ無くなっています。そこで新しい餌を与えれば、昼も食べれるしそのまま夜でも食べれるという事です。

餌を入れるのは朝がベストです!

 

カブトムシは食欲旺盛!餌は毎日でOK!

今回の記事ではカブトムシの餌を与える頻度について解説してきました。

カブトムシは体が大きい分、餌を食べる量が多いです。頭数と同じ数の昆虫ゼリーを入れておいたら、一晩で全て空になっています。

ですので頭数の倍入れてみたら、流石に食べきらなかったのか結構残っていました。餌の量はカブトムシの頭数分の昆虫ゼリーを入れておけば充分という事ですね。

それでもカブトムシを2頭飼育いていれば、1ヶ月で昆虫ゼリーが60個必要という事です。ただ飼育をさせたいという方は、ダイソーの昆虫ゼリーでも充分長生きしてくれます。

ダイソーの昆虫ゼリーはコスパは抜群ですので、是非試してみてください。ダイソーの昆虫ゼリーは9月以降徐々に数が無くなっていきますので、買えるタイミングで多めに買っておく事をおすすめします。

飼育だけではなく繁殖をさせたいという方は、できれば栄養価の高いゼリーを与えたほうがいいと思います。産卵には相当体力を使いますので、産卵前と産卵後は特に栄養不足になりがちです。

費用は掛かりますが、なるべく栄養価の高いゼリーを与えて元気な卵を産んでもらうようにしましょう。そして少しでも長生きしてくれれば嬉しいですね!

最後まで読んていただきありがとうございます!この記事が皆様のカブトムシ飼育に少しでも役に立ってくれたらうれしいです!

他にもカブトムシやクワガタの飼育に関する事や、ダイソー商品について書いていますのでよろしければそちらも読んでみてください。