100均ショップは今や生活必需品がなんでも揃うほど品揃えが豊富です。
そんな、現代人にとってなくてはならない存在となっている100均ショップの中で、今回は「ヘッドライト」を紹介します。
ヘッドライトは、釣りやレジャーや登山などの夜中に活動する事のあるアウトドアにとってはなくてはならない物です。
今回の記事では、
- ダイソーのヘッドライトの種類
- ダイソーとセリアは同一商品が売っている?
- 100均のヘッドライトの注意点
- 100均のヘッドライトを使ってみた感想
- 100均以外のおすすめヘッドライト
を解説していきます。
「100均のヘッドライトを使ってみた感想」では、僕自身が実際に夜釣りで使用してみた時に感じた事を解説します。
「100均以外のおすすめヘッドライト」では、今おすすめするならこれ!!というヘッドライトを紹介します。
今後のヘッドライト購入の参考になると思いますので、是非最後まで読んでください!
ダイソーのヘッドライトの種類
ダイソーのヘッドライトの種類はそこまで多くなく、2種類しかありません。
- LEDヘッドライト
- COBヘッドライト
この2種類です。
ではスペックはどうなっているのか?
詳しく解説していきます!
ダイソーのLEDヘッドライト
- LED・・・1個
- 電源・・・単4乾電池3個
- 点灯パターン・・・強のみ
- 防水性・・・無し
LEDヘッドライトのLEDとは、光る半導体の事を言います。
いわゆる「発光ダイオード」と呼ばれる代物です。
特徴としては、白熱電球よりも明るく耐久性も格段に上です。
今現在は100均のみならず、売られているヘッドライトはほぼ全てLEDライトになります。
100均で売られているLEDライトは、LEDが真ん中に一つだけ設置されているオーソドックスなタイプになります。
仕様部分で一つ大きなマイナス点として、乾電池を入れる部分の蓋がネジ式になっています・・・
手間暇がかかるし、常に小型のプラスドライバーを持ち歩かないといけないという事です。
ダイソーのCOBヘッドライト
- LED・・・COB
- 電源・・・単4乾電池3個
- 点灯パターン・・・強→→弱→→点滅
- 防水性・・・無し
COBヘッドライトの「COB」という種類はどのようなものなのか?
COBとは言っても結局はLEDライトなのは間違い無いのですが、要はその光らせ方の種類の違いなのです。
一つの基盤の上に9個以上の小さなLEDが直接載っている形状の事を「COB」と言います。
以前は「砲弾型」と呼ばれる、LEDチップが一つだけ砲弾に似た形状のレンズの中に入っているのがメジャーでした。
開発が進み今では、より広範囲により明るい光が届くので「COB」の方がメジャーになってきています。
基盤の問題ではありますが、COBの方が照射時の放熱性能も良いのです。
ですので、ヘッドライトの種類である「COBライト」とは、広範囲を明るく照らしてくれる、今現在主流のライトの事を言います。
こちらも電池入れの部分がネジ式になっています。
手間暇を考えたら大きなマイナス点ですね・・・
ダイソーとセリアは同一商品が売っている?
100均同士のヘッドライトの比較をしたかったのですが断念しました。
ダイソー・セリアの100均の2大巨塔で売られているヘッドライトが、全くの同一商品だったのです!
同一商品が売っている事は無くはないと思いましたが、それでも一つくらいはオリジナルのヘッドライトがあるはず!
そう思っていましたが、同一の商品しかありませんでした・・・
ダイソーとセリアに売られているヘッドライトは、どちらも「グリーンオーナメント」という会社の取り扱いのようです。
珍しい事ではありますが、それだけオリジナルの商品開発は難しい事??なのかもしれませんね。
100均のヘッドライトの注意点
100均のヘッドライトを使用するにあたって、疑問点がいくつかでてきます。
- 明るさはどうなのか?
- 持続時間はどのくらいなのか?
- 首振りの角度はどのくらいなのか?
上記3点はいずれもヘッドライトには必要なスペックです。
実際の商品を元に解説していきます。
明るさはどうなの?
100均のヘッドライトの明るさは何も表示がないので、詳しいところはわかりません。
恐らく「強」で200ルーメンくらいはありそうです。
明るさに関しては両方ともそこまで問題ないとは思いますが、もっと明るいヘッドライトの方が・・・という思いもあります。
LEDの方は一点集中型で真ん中が集中的に明るく、その周りも多少明るいといったところです。 ⬇⬇⬇
COBの方は全体的に明るくなっており、個人的にはやはりCOBの方が使い勝手が良さそうです。 ⬇⬇⬇
持続時間はどうなの?
ヘッドライトにとっての発光持続時間は生命線とも言うべき大事な問題です。
何故なら、例えば釣りで朝マヅメを狙いにいくのであれば、いずれは日が昇り明るくなってきますので3〜4時間発光してくれればいいかもです。
しかし夜釣りだとそうはいかず、一晩中発光してもらわないといけません。
[発光持続時間]
- 100均のLEDヘッドライト・・・9時間
- 100均のCOBヘッドライト・・・強点灯時3時間・弱点灯時9時間
持続時間としてはどちらも問題ないようです。
というのも、まともなヘッドライトでも持続時間はせいぜい9時間くらいです。
なので夜中長時間使用するのであれば、替えの電池を持ってきておくか、明かりが必要ない時はライトを切っておくのがセオリーです。
ですのでどちらも9時間持つのであれば充分と言えます。
しかし点灯持続時間は目安になるので、あくまでも100均の商品ですし、過信はしないようにしましょう。
角度の可動域はどのくらいなの?
ヘッドライトにとって「可動域」も大事な要素です。
何故なら、全く可動域のないヘッドライトだと真正面しか明るくしてくれません。
釣りにしてもキャンプにしても、手元を明るく照らしたい時がかなり多くあるはずですが、可動域が0だと頭を下に向けないといけなくなります。
[照射角度可動域]
- 100均のLEDヘッドライト・・・180度
- 100均のCOBヘッドライト・・・70度
正直180度なんていらない・・・という印象です。
そんなに可動する理由がよくわかりませんが、一応しっかりと可動してくれるようです。
COBライトの方は70度とまだまともで、可動域で言えばCOBヘッドライトの方が使いやすいと感じます。
100 均のヘッドライトを使用してみた感想
正直言って僕自身は、100均のヘッドライトをメインで使った事はなく、予備として持っていっている程度です。
僕自身は上記の写真の「GENTOS」120ルーメンを長らく仕様していました。
これは通販で当時1500円くらいで買ったもので、正直明るさは100均にも劣ります。
それでも6年以上使用しており、流石に6年目には電池を変えても点かなくなる時もあるくらい不具合が増えてきました。
そう思えば100均のヘッドライトは晴れの日に普通に使う分にはそれなりに使えて、この値段にしてはかなり明るくコスパの良い商品かと思います。
明るさで言えば、今どき1000ルーメンも当たり前で、凄いのになると10000ルーメン以上もの光を放つ事が可能なヘッドライドもあります。
ですが、正直明るすぎるヘッドライトに注意が必要で、人に向けると本気で眩しいと感じてしまうのです。
確かに明るい方が絶対に便利なのは間違いないですが、10000ルーメンもの光を同伴者に向けようものなら眩しすぎて相当迷惑になります。
2000ルーメンでも「こっちに向けるな!」と思った事がある程です。
ヘッドライトは明るければ明るい程役に立ちますが、300〜500ルーメンあればそれなりに見えますし、1000ルーメンあれば相当明るく感じます。
そう考えると100均のヘッドライトは明るさはやや足りない印象なのは否めません。
僕自身はこの100均のヘッドライトより暗いヘッドライトを長年使用してきましたから言えますが、ヘッドライトは明るいに越したことはないです!
持続時間は、このくらいなら問題ないです。
それと、アウトドアで使用するとなるとやはり防水ではないのが大きなマイナスポイントになります。
僕は釣りが趣味なので、夜釣りや暗い時間に釣り場に行くときにヘッドライトは必須のアイテムになります。
そして釣りには雨がつきもので、防水でないのであれば天気を選ばなければなりません。
室内や雨に濡れない場所での使用なら、問題のない商品だと思いますが、天気の心配がつきまとう以上は、やはりメインでの使用はできそうにありません。
100均以外のおすすめヘッドライト
ヘッドライトに望む条件は人それぞれです。
- 安さ重視
- ちょい性能アップ
- 明るさ・防水性能のみならず防塵性能も最高レベルの高性能
に分けて紹介します。
こちらは一ヶ月に2000個以上売れたHEWISIの大ヒットヘッドライトです!USB充電式で明るさは300ルーメン!防水性能8段階中IPX5の防水仕様です!安価に済ませたい方必見です↓↓↓
もう少し明るさが欲しい方向け、強力バッテー2個内臓のUSB充電式で明るさは1800ルーメン!防水ランク8段階中IPX6の防水仕様で雨の日も安心!!↓↓↓
今メインで使うのであれば一番のおすすめはこのヘッドライトです↓↓↓
中国製の模倣品が多く安く出回ってはいますが、こちらは違います。
- 正真正銘米国特殊部隊採用の米国CREE社製
- 明るさは5000ルーメンで4段階の明るさ設計
- 電池は充電式
- LED寿命は10万時間
- 可動域は90度
- IP65級の防水防塵性能(防塵性能として最高の6・ノズルで水をかけられても影響がない防水レベルは5←最高は8)
- 後頭部にも安全ライトが装備
ヘッドライトとして欲しい機能が全て詰め込まれており、正真正銘のCREE社製で信頼度が抜群です。
今は安価でも問題なく使えるヘッドライトが溢れている時代ですが、多少値段が張っても本物が欲しいという方向けです。
常備しておくには問題ないかな!
今回の記事では、100均のヘッドライトの種類や注意点を解説してきました。
100均のヘッドライトについて、個人的にはどうしても防水性能がないのと、電池入れの蓋がネジ式なのが気になります。
それとやはり、100均の商品に夜間の安全を任せられるか??という疑念が浮かんできてしまいます。
商品不良で夜中に突然発光しなくなったら・・・と考えてしまいますが、それは100均のヘッドライトでなくてもついてくる問題なのでしょう。
先にも述べたように、僕自身はサブ的な感じで100均ヘッドライトを使用していますが、突然発光しなくなった事は一度もありません。
流石に9時間はもたなかったですが、徐々に暗くなって8時間程度は持ちこたえてくれました。
これくらい持つのであればコスパとしては充分と言ってもいいでしょうね!
それでは最後まで読んでくださり感謝です!
他にもお得な釣り具記事を書いてますので、そちらも読んでみてください!