カブトムシの幼虫のマット交換時期と育て方|月別スケジュールで完全解説

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  • 「カブトムシの幼虫を手に入れたけど、どう育てればいいの?」
  • 「マット交換はいつ・何回すればいい?」
  • 「幼虫が動かなくなった…死んでいるの?」


カブトムシの幼虫飼育は基本を押さえれば難しくありません。ポイントはマット管理・温度・そっとしておくことの3つだけです。この記事では孵化直後から羽化前まで月ごとのお世話方法を7年以上の飼育経験をもとに解説します。

カブトムシ幼虫の育て方とマット交換時期【孵化〜羽化まで月別解説】


カブトムシ幼虫の成長ステージと見分け方

カブトムシの幼虫は3つのステージを経て成虫になります。
1齢幼虫(孵化直後・体長1cm程度)→2齢幼虫(脱皮後・体長3〜5cm)→3齢幼虫(最終形態・体長8〜12cm)
幼虫期間は約10ヶ月で、3齢幼虫として過ごす期間が最も長く、この時期にどれだけ大きく育てるかが成虫のサイズを決めます。
各ステージの見分け方は頭の大きさと体のサイズです。
1齢は頭部がオレンジ色で体が白く小さい状態、2齢はひと回り大きくなり頭部が茶色みを帯びてきます。
3齢になると体長8cm以上になり、頭部が大きく茶色くなります。
幼虫は白くてぽっちゃりしたC字型の体をしており、触ると丸まります。

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月別 幼虫のお世話スケジュール


8〜10月:孵化・1〜2齢幼虫期

8月〜9月頃に卵から孵化して1齢幼虫になります。
この時期は体が小さくデリケートなため、なるべく触らないことが重要です。
孵化直後は個別のプリンカップで管理するか、大きめのケースにまとめて入れてそっとしておきましょう。
マットはやや湿り気のある発酵マットを使い、乾燥しないよう定期的に霧吹きしてください。
この時期はまだマットの消費量が少ないため、マット交換は10月頃まで不要です。
ケースを激しく揺らしたり強い光に当てることは避けてください。
温度は23〜28℃を目安に管理し、直射日光が当たらない場所に置きましょう。

11月〜2月:3齢幼虫・越冬期

気温が下がる11月頃から幼虫は活動を落として越冬モードに入ります。
完全に動かなくなるわけではなく、マットをゆっくり食べ続けています。
この時期のマット交換は1回が目安です。マット表面にフンが目立ってきたら、古いマットの半分を新しいものに交換してください。
急激な温度変化は幼虫のストレスになるため、飼育場所は玄関や押し入れなど温度変化の少ない場所が理想です。
冬場は霧吹きの頻度も少なくて済みますが、完全に乾燥させるのはNGです。
月に1〜2回程度マットの表面をチェックして、乾いているようなら霧吹きしてください。
この時期にマットが足りなくなると幼虫が大きく育たないため、マットが減ってきたら上から追加してあげましょう。

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3〜4月:活動再開・最後のマット交換

春になり気温が上がると幼虫が活発に動き出します。
3月〜4月はマットの消費スピードが上がり、フンも増えてくる時期です。
この時期にもう一度マット交換をしておくと、きれいなマットでさなぎになれます。
ただし4月末以降はマット交換禁止です。さなぎになる準備に入っている可能性があり、掘り起こすと死んでしまいます。
フンが目立つ場合は表面のフンだけ取り除き、上からマットを足す程度にとどめましょう。
4月の交換が終わったら、あとはさなぎになるまで静かに見守るだけです。
この時期はマットの湿度管理だけしっかり続けてください。

5〜6月:前蛹・さなぎ期

5月頃から幼虫は「さなぎ室」と呼ばれる空間をマットの中に作り始めます。
この段階の幼虫を「前蛹」と言い、体がぶよぶよになって動かなくなります。
さなぎ室を壊すと羽化に失敗するため、この時期は絶対にマットを掘らないでください。
ケースを揺らしたり振動を与えることも避けてください。
さなぎ室はケースの側面から見えることがあり、黄色〜茶色のさなぎの形が確認できます。
前蛹からさなぎになるまで約2週間、さなぎから成虫になるまで約3週間かかります。
羽化が近づくとさなぎが茶色から黒っぽく変色してきます。

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マット交換の正しいやり方

マット交換の頻度と手順

幼虫期間全体を通じてマット交換は2〜3回が目安です。
交換のタイミングはマット表面にフンが目立ってきたとき、または約3ヶ月ごとです。
交換時は古いマットと新しいマットを半々で混ぜると、幼虫が環境変化でストレスを受けにくくなります。
新しいマットだけに入れ替えると幼虫が拒食することがあるため注意してください。
手順は以下のとおりです。
①新しいマットのガス抜きを1〜2日前に行う
②古いマットを別のバケツに移して幼虫を探す
③古いマットと新しいマットを半々で混ぜる
④ケースに戻して幼虫を入れる
この手順を守るだけでマット交換による死亡リスクを大幅に減らせます。

幼虫が動かない・小さいときの対処法

幼虫が動かなくても必ずしも死んでいるわけではありません。
越冬中・脱皮前後・さなぎ化の準備中は動かなくなることがあります。
確認方法は幼虫をそっと手のひらに乗せることです。

生きていれば少し時間をおいて動き始めます。体が茶色く乾燥していたり、悪臭がする場合は死んでいる可能性が高いです。
幼虫が小さいまま育たない場合はマットの栄養が不足しているケースが多いです。
栄養価の高い発酵マットに交換するか、幼虫用の添加剤を混ぜることで改善することがあります。
また飼育温度が低すぎる(15℃以下)と成長が著しく遅くなるため、温度環境も見直してみてください。

大きなカブトムシに育てるためのポイント

せっかく育てるなら大きなカブトムシにしたいですよね。
大きく育てるためのポイントは3つです。
まず良質な発酵マットを使うこと。栄養価の高いマットを選ぶことが体の大きさに直結します。
次に1ケース1匹で管理すること。複数匹を同じケースで育てると栄養を奪い合って小さくなります。
最後にマットを十分な量入れること。幼虫1匹あたり3L以上のマットが必要で、大きくしたいなら5L以上を目安にするとよい結果が出やすいです。

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