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- 「カブトムシのオスとメスってどこを見れば見分けられるの?」
- 「幼虫の段階でも雌雄判別できるの?」
- 「メスだと思っていたらオスだった…という失敗を防ぎたい」
カブトムシのオスとメスの見分け方は成虫であれば簡単ですが、幼虫の段階ではコツが必要です。
成虫は角の有無で一目瞭然ですが、幼虫は腹部のV字マークで判別できます。
この記事では成虫・幼虫それぞれの見分け方のポイントを詳しく解説します。
カブトムシのオスとメスの見分け方|成虫・幼虫それぞれのポイントを解説
成虫の見分け方①:角の有無
カブトムシの成虫の見分け方は非常にシンプルです。
頭部と胸部に角があるのがオス、角がないのがメスです。
オスは頭部に大きな湾曲した角と胸部に小さな角の計2本を持ちます。
メスはどちらの角もなく、全体的に丸みのある体型をしています。
角の大きさはエサの質・幼虫時代のマットの栄養・飼育温度などの環境によって大きく変わります。
同じ親から生まれた兄弟でも環境次第で角のサイズに大きな差が出ることがあります。
一般的にオスの体長は45〜80mm程度で、メスは40〜55mm程度と一回り小さいです。
角が小さくて判別に迷う場合は、次に紹介する体型や足の違いでも確認できます。
成虫の見分け方②:体の形と足の特徴
角以外にも体の形や足の特徴でオスとメスを見分けられます。
まず背中(前翅)の表面を確認してください。
メスの背中には細かい毛が密生しており、触るとザラザラした感触があります。
この毛はメスがマットに潜って産卵する際に土を掘りやすくするためのもので、オスにはありません。
また足の先端にも違いがあります。
オスの前脚の先端には「跗節(ふせつ)」と呼ばれる太くて吸盤状の部分があり、交尾の際にメスをしっかり固定するための役割を持っています。
メスの跗節はオスほど発達しておらず、全体的に細めです。
この前脚の特徴は角が小さくて判別しにくい個体でも確認しやすいポイントです。
幼虫の見分け方
幼虫の判別方法:腹部のV字マーク
幼虫の段階でもオスとメスを判別できますが、少しコツが必要です。
判別しやすいのは3齢幼虫(体長8cm以上になった終齢幼虫)のステージからです。
1〜2齢幼虫は体が小さすぎてマークが見えにくいため、3齢になってから確認するのがおすすめです。
幼虫をそっと持ち上げてお腹側(腹部)の第5腹節あたりを確認します。オスには薄い黄色のV字型または楕円形のマークが透けて見えます。メスにはこのマークがありません。
このマークは生殖器の原基(もとになる組織)が体の外から透けて見えているものです。
明るい場所で幼虫を仰向けにして腹部を光に透かすように見ると確認しやすくなります。
慣れないうちは判別が難しいこともありますが、複数の幼虫を並べて比較すると違いがわかりやすいです。
幼虫の判別が必要なケースと活用法
幼虫の段階で雌雄判別が必要になるのは主にブリードを計画している場合です。
オスの幼虫はメスより大きく育つ傾向があり、より多くのマットを必要とします。
オスは個別に大きめのケースで管理するとより大型の成虫になりやすいです。
判別してオスとメスをケース別に管理することで、栄養の取り合いを防ぎ成虫のサイズに大きな差をつけられます。
幼虫が突然いなくなってしまったときの原因と対策については「カブトムシの幼虫が消えたのは何故?いなくなった原因と対策を解説」の記事で解説しています。
幼虫の育て方全般については「カブトムシの幼虫が食べるエサの基本は?|適切な飼育温度や湿度の管理も紹介」の記事でまとめています。
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オスとメスで飼育方法は変わる?
成虫の飼育で気をつけるポイントの違い
基本的な飼育方法はオスとメスで大きく変わりませんが、いくつか異なる点があります。
まずオスのケンカについてです。
オスは縄張り意識が強く、同じケースに複数のオスを入れると激しくケンカをして傷つけ合います。
ケンカが続くと体力を消耗して早死にするため、オスは基本的に1ケース1匹での単独飼育が原則です。
どうしても複数匹を同じケースで飼う場合はケースを十分に大きくして、お互いが視界に入りにくい環境を作ることが大切です。
一方メスは比較的おとなしく、複数頭を同じケースに入れても問題ないことが多いです。
ただし産卵させる場合はメス単独のケースに移した方が産卵に集中できて産卵数が増えます。
メスがマットに潜ったまま出てこない場合
メスがマットに潜ったまま長時間出てこないことがよくあります。
これは産卵行動や休息のためで、多くの場合は正常な行動です。
メスはマットの中に潜って産卵場所を探したり、実際に卵を産んだりするため、地表に出てこない時間が長くなります。
メスが潜ったままでも焦って掘り起こさず、エサの残量だけ確認してそっとしておきましょう。
カブトムシが潜ったまま出てこない理由や原因については「カブトムシがもぐったままでてこないのは何故?メス特有の理由も解説」の記事で詳しくまとめています。
産卵させる場合のメスの管理方法
メスに産卵させたい場合は産卵用の発酵マットを深めに入れた専用ケースを用意します。
マットの深さは最低15cm以上、できれば20cm以上確保してください。
交尾を確認したらメスだけを産卵ケースに移し、1ヶ月程度そっとしておきます。
産卵中のメスは昆虫ゼリーをよく食べるため、切らさないよう毎日チェックして補充してください。
産卵セットの作り方については「カブトムシの産卵方法【産卵セットの作り方を解説】時期・マット・卵の管理まで」の記事で詳しく解説しています。
生まれた幼虫の育て方については「カブトムシ幼虫のマット交換時期と育て方|月別スケジュールで完全解説」の記事を参考にしてください。
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