カブトムシの餌ってカブトムシゼリーじゃないとダメ?
昆虫ゼリーを切らしてしまった・・・代用品ってある?
カブトムシに与えてはいけない餌ってある?
今やカブトムシやクワガタを飼育する際の餌として主流なのが昆虫ゼリーですね。
夏になり成虫シーズンになると、ホームセンターや100均でも普通に売られています。
そんな昆虫ゼリーですが、うっかりと買いそびれてしまい在庫を切らしてしまうって経験ありませんか?
そんな時に、昆虫ゼリーの代用となるものがあれば助かりますよね!
今回の記事は
- 昆虫ゼリーの代用となる餌
- 緊急時のみ代用すべき餌
- 与えてはいけない餌
そして賛否両論わかれている意見、
- 水分の多い餌は与えてはいけないのか?
を解説していきます。
カブトムシやクワガタ飼育には「コレが正解!」という定義は、人それぞれの部分が多く存在します。
僕自身は何も知識のなかった飼育初年度以外は、カブトムシやクワガタ飼育において長生きをさせてあげれています。
今回の記事では、ブリード歴6年を超える僕の経験した事、してきた事を中心に解説していきます。
是非最後まで読んでいただけたらと思います。
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昆虫ゼリーの代用になる餌
昆虫ゼリーの代用となる餌はいくつかあります。
- オススメな代用できる餌
- 応急処置として代用できる餌
この2点を解説していきます。
特に「応急処置としての代用できる餌」は、何度も与えると逆にカブトムシに悪影響を及ぼす可能性があります。
あくまでも応急処置としての餌という事を忘れないようにしてください。
オススメな代用できる餌
昆虫ゼリーは昆虫が食べやすいように、そして栄養が体にいきわたるように考えられて作られています。
そんな昆虫ゼリーの代用として使える食べ物は3つあります。
- バナナ
- りんご
- きゅうり
もしゼリーを切らしてしまった時はこのどれかを与えておけば問題ありません。
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バナナ
バナナは昆虫ゼリーの代用品としては最も最適と言われる果物です。
水分も多くなく栄養面も問題ないので、一夏バナナでもいいくらいです。
一本丸ごとおくのも別に悪くないのですが、食べやすさも考慮して輪切りにしてこまめに与えるのがいいでしょう。
大きなデメリットが一つ。
日が経つとコバエの湧き方が結構すごいです。
昆虫ゼリーにもコバエは湧きますが、やはり本物の食べ物は違うのでしょうか?早い段階で湧いてきたのを覚えています。
日を追うごとに劣化していくと匂いも強くなっていくので、コバエが湧きやすくなっていくのでしょう。
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りんご
りんごも昆虫ゼリーの代用品としてはおすすめの食べ物です。
栄養もあり、水分も適度にあり申し分ありません。
バナナ同様に小さく切ってこまめに与えるようにしましょう。
そしてりんごもデメリットとして、コバエが湧きやすいですしアリも来やすいです。
やはり生の食べ物は劣化が早く、それに伴って匂いがきつくなっていくので、コバエなどの害虫が寄ってきやすいのでしょう。
きゅうり
きゅうりに関しては賛否両論がかなりあります。
というより、反対意見の方がもしかしたら多いかもしれませんが、僕自身は何度か与えたことがあり、それでいて長生きさせる事が出来ています。
きゅうりは水分が多くてカブトムシが下痢になるという意見が多いです。
僕はカブトムシが下痢をする場面を見たことがなく、マット交換時にこれが下痢なのか・・・というものも見たことがありません。
あくまでもメインは昆虫ゼリーを与えているのですが、切らした時にきゅうりを与えるという感じです。
きゅうりは確かに95%が水分ですが、栄養分もちゃんとあるので、個人的には問題ないと自信をもっています。
応急処置として代用できる餌
バナナもりんごもなかったらどうすればいいのか?
基本的にカブトムシやクワガタは、一日くらいエサを抜いてもすぐすぐどうにかなるという生き物でもありません。
ですので次の日にすぐに昆虫ゼリーを買う事ができれば特に問題ないのですが、中には弱ってしまう個体もいます。
ですので、応急処置的な対応ができる食べ物を2つ紹介します。
- 薄めた砂糖水
- 薄めたハチミツ
何度も言いますが、あくまでも応急処置という事を忘れないようにしてください。
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薄めた砂糖水
一番簡単に用意できるのが砂糖水です。
砂糖と水の分量としては、正直基準となる数値はありません。
ざっくりとでしか作れませんので、砂糖を水に溶かして「甘い」と感じたのであればそれでOKです。
その砂糖水の中に脱脂綿にひたして、砂糖水を含んだ脱脂綿を飼育ケースの中に入れてあげましょう。
それで一日くらいは持ちます。
薄めたハチミツ
応急時の処置としてもう一つ可能なのがはちみつです。
はちみつも砂糖水同様に水に溶かします。
溶かしたはちみつの中に脱脂綿ひたして、はちみつ水を含んだ脱脂綿を飼育ケースの中に入れてあげましょう。
決して原液のまま与えないようにしてください。
カブトムシやクワガタは、口に「口唇ヒゲ」と呼ばれるブラシみたいな何本もの糸状のものが付いており、そこから液体を吸い込んでいます。
原液のドロドロしたはちみつを食べると、乾いた時に口唇ヒゲがはちみつによって固まってしまうのです。
そうなると餌を食べる事ができなってしまいますから、そのまま餓死してしまいますので、絶対に水で薄めてください。
僕自身ははちみつ水を与えたことはなく、先輩ブリーダーからの教えてもらった知識ですので、あくまでも応急処置として与えるようにしてください。
はちみつは人間が食べやすいように加工されている商品がほとんどでしょうから、砂糖があるのであれば、応急処置は砂糖水をおすすめします。
与えてはいけない餌
カブトムシやクワガタに対して、与えてはいけないと言われる餌があります。
冒頭でも言いましたが「コレが正解!」という定義は昆虫飼育においては、皆さん人それぞれです。
ですので、あくまでも僕自身は絶対に与えないものとして解説します。
- 人間用ゼリー
- 腐ったもの
この2点に関して何故ダメなのか?詳しく解説します。
人間用ゼリー
ゼリーに限らず、人が食べる用に加工されている食べ物は僕自身は与えません。
何故なら昆虫ゼリーは昆虫にとって必要な栄養分を含んだゼリーになりますが、人がお菓子として食べるゼリーはあくまでも人用です。
今のカブトムシ飼育の餌の主流がゼリーなので、人用のゼリーでも大丈夫なのでは?というのはあまりにも安直な考え方です。
しかしながら、与えてしまうとどうなるのか?と言われると、すぐすぐどうにかなるわけではありません。
人用ゼリーを与えて以降にそのせいで早死するのか?と言われるとそれも不明です。
カブトムシは喋れるわけでも鳴けるわけでもありませんので、結局問題ないのかもわからないのです。
ですので、僕個人の考え方として、これは与えない方がいいかも・・・と思ったものは与えないようにしています。
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腐ったもの
これは論外と言えるでしょうが、昆虫ゼリーではなくバナナやりんごといった果物を与えている場合、2日経過しただけでも結構色が変わってきます。
ましてや夏場の暑い時期、与えた時は腐っていなくても、時間が経てば当然腐ってきます。
そんな腐ったものでもカブトムシは食べに来ます。
カブトムシを野外で採集する際に、トラップとしてよく使われているのが、バナナを発酵させたものです。
発酵時に発せられる匂いに釣られてカブトムシはやってきますので、トラップとして使われている事が多いです。
では腐っても大丈夫では?と思うでしょうが、発酵させているバナナと正真正銘腐ったバナナとでは全く持って別物です。
これも僕自身の考え方ですが、危ないと思った時点でしないのが賢明です。
水分の多い餌は与えないほうがいいのか?
僕が子供の頃にカブトムシやクワガタを飼育していた時は、昆虫ゼリーなどは存在しませんでした。
餌の主流は果物で、バナナやりんごを多く与えてました。
そしてもう一つメジャーな餌だったのが「スイカ」です。
昔は当たり前に餌として代用されてきましたが、今現在の認識では「スイカは水分が多すぎて、カブトムシやクワガタがお腹を壊す」と言われています。
これがホントなのかどうなのかは、実証されたわけではないので正直わかりませんが、昆虫ゼリーと比べるとどの餌も劣るのは間違いないです。
昆虫ゼリーは昆虫が食べるように作られていますので当たり前な話です。
スイカを与えていて長生きしなかったとしても、カブトムシの本当の死因は分かる人はいません。
ですので、水分が多いと与えないほうがいいというのは、ホントなのかどうなのかを分かる人はいないという事です。
実際僕の子供の頃のカブトムシやクワガタは、餌がスイカやバナナでしたが今程長生きはしていませんでした。
それが飼育環境のせいなのか、餌のせいなのかは今となってはわかりませんが、与えないほうがいいと言われているのならば、与えないほうがいいでしょう。
今はスイカを与えなくても、100均でも簡単に昆虫専用のゼリーを買う事ができますからね!
カブトムシには昆虫ゼリーが一番!
今回の記事では、昆虫ゼリーを切らした時の身近にある代用品や応急時のみの代用品、そして与えないほうがいいものを解説してきました。
正直、昆虫にとって良いのか悪いのかという定義は、その人がどう感じるか?という部分がとても大きいです。
飼育中に突然一匹だけ死んでしまったりという事もあります。
死因がわからないのが辛いところではありますが、これは危険かも・・・と思った時点でしなかったり、与えないに越したことはないです。
与える餌はやはり、昆虫の為に作られている「昆虫ゼリー」が一番です!
切らさないように買える時に多めに買っておきましょう!
それでは最後まで読んでいただき感謝です!
他にもクワカブ飼育の記事をかいていますので、そちらも読んでみてください!
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