カブトムシのオス同士って同じケースで飼育出来る?
カブトムシのオス同士って危険って聞くけどどうなの?
カブトムシ二匹を別のケースにいれての飼育は手間暇が・・・
同じケース内でカブトムシを複数飼育する方法は無いの?
一匹のカブトムシの飼育なら何の問題もないのですが、複数匹になると手間暇が変わってきます。特にオス同士を同時に飼育するとなると注意が必要です。
オス同士を同じケース内に入れて飼育すると様々な問題がありますが、対策をすれば同ケース内での飼育は可能です!!
しかしその対策を怠ると、最悪カブトムシの命を縮める事にもなりかねません。
実は僕もカブトムシ飼育を初めた最初の年に失敗してます。
カブトムシを飼育し始めたばかりの頃ってわからない事が多いですが、いくつかの気をつけないといけない事を知っているだけで気軽に飼育する事ができます。
この記事では、毎年11月に入るまでカブトムシを生き長らえさせている、飼育大好きな僕がカブトムシのオス同士の飼育に関して、気をつけないといけない事を解説していきます。
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カブトムシのオス同士での飼育で注意すべき2点
カブトムシのオス同士を飼育するにあたって気をつけないといけない事。それは、なるべくなら同じケースに入れない事です。
その理由は大きく分けて2つ。
- 喧嘩をしてしまう
- 交尾をしてしまう
この2点について深掘りして解説していきます。
オス同士が喧嘩をしてしまう理由
カブトムシのオス同士を同じケースに入れない方がいい理由の一つが、喧嘩をしてしまうという事です。
カブトムシはよく喧嘩をする昆虫です。子供の頃にお互いのカブトムシを戦わせるといった遊びした事ある方もいるでしょう。
では何故カブトムシは喧嘩をしてしまうのかというと
- エサ場の取りあい
- メスの奪い合い
この2つです。
どちらも種の保存の為の行動なので致し方ない事ではあります。
しかし、たかが昆虫の喧嘩と思うかもですが、これが中々に激しい喧嘩に発展します。
時には角が折れたり、どちらかが命を落とす事もありえるくらいです。
オス同士の交尾はなぜ危険なのか
カブトムシのオス同士を同じケースに入れないほうがいいもう一つの理由が、オス同士で交尾をしてしまう事です。
え?オス同士で交尾?
と思うでしょうがホントの話で、カブトムシのオス同士が交尾をしてしまうのは有名な話です。
しかしこれは決して健全な行為ではなく、された側のオスにとっては最悪な話です。
オス同士の交尾は、した側(上に乗っかってる方)のカブトムシの交尾器が刺さる場所がないのでそれ自体は大した問題ではありません。
問題なのは稀に交尾器が、された側(下のカブトムシ)の排泄口(糞を出すところ)に刺さってしまう事があるのです。
そうなってしまったら最悪です。
排泄口が破壊されてしまいますので糞を出す事が困難になってしまいます。
された側のカブトムシの長生きは諦めた方がいいでしょう。
カブトムシのオス同士の同一ケース飼育対策3点
基本的にカブトムシのオス同士は同じケースに入れない事をおすすめします。
しかしながらそれだと複数ケース用意せねばならず、手入れの為の手間暇もお金もかかります。
では同一ケース内で複数のカブトムシを飼育する方法はないのか?
もちろんあります!その為の対策は全部で3つ!
- 大きめのケースで飼育する
- エサ場を複数用意して距離を離す
- オスの数<メスの数にする
この対策3点について解説します。
大きめのケースで飼育する
これは単純な話で、オス同士をなるべく近寄らせない為の対策です。
オス同士を同一ケースで飼うのならばまずはこれが必須です。
小さいケースで飼育をすると必ずオス同士が近づきます。そうなると喧嘩や交尾をしてしまう可能性が高まります。
大きさ的には、縦20センチ横30あれば充分です。
これはダイソーで売っている一番大きいケースと同じ大きさです。参考にしてみてください。
しかし、このくらいの広さがあっても絶対に安心というわけではありません。
広ければ広いほど良いと思ってください。
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エサ場を複数用意して距離を離す
カブトムシが喧嘩をする理由の一つが餌場の取り合いです。
これは自然界でも普通に行われている事ですので珍しい事ではないのですが、最悪どちらかが命を落とす事にもなりかねません。
何故エサ場の取り合いになるのかというと、エサ場が密集していて数も少ないからです。
なので少なくとも『カブトムシ数=エサ場』は用意しましょう。
『エサ場>カブトムシ数』となるように余裕があるとなお良いです!
そしてエサ場はなるべく距離があるのが望ましいので、ケースの角に用意しましょう。
近すぎると自分のエサ場に向かってると勘違いされて喧嘩になる事もありますので。
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オスの数<メスの数にする
カブトムシのオス同士が喧嘩をするもう一つの理由がメスの奪い合いです。
これも自然界では珍しい事ではなく、より強い遺伝子を残そうとするのが自然界の摂理ですので、起こるべくして起こります。
ですので、オス二匹飼育するのであればメスも最低二匹飼育しましょう。
オス二匹の場合のメス三匹ならなお良いです。
こうする事で自然とオスとメスのペアが出来上がりますので、喧嘩には発展しません。
そしてちゃんと交尾をする相手がいますので、オス同士の交尾も防げます。
ただしこの場合、エサ場の数はメスも合わした数が必要になるので注意してください。
エサ場に関してはオスメス関係なく奪い合いに発展しますので。
カブトムシのオス同士の飼育は可能
今回の記事では、カブトムシのオス同士の飼育方法・同一ケースで飼育する際の注意点を解説してきました。
カブトムシのオス同士の飼育は注意が必要ですが、注意すべき事を気をつけていれば気軽に飼育を楽しめます!
なるべくなら別ケースが安心できますが、同一ケースでも対策をしていれば片方が命を落とすリスクをかなり低くする事ができます。
僕の飼育初年度はカブトムシのオス二匹とコクワガタを一匹の合計三匹を同一ケースに入れて飼育していましたが、一ヶ月もしないうちにカブトムシ一匹になってしまいました。
飼育に関しての知識がまるで無く、ただマット(専用の土)とエサを入れておいただけでした。
おそらく喧嘩か交尾があったのだろうと思います。
皆さんはこのような失敗をしないように、この記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
では最後まで読んでくださりありがとうございます!他にもカブトムシの飼育に関する事やダイソーのお得商品について解説しています。
よろしければそちらもご覧ください!
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