カブトムシの蛹って動くの?
カブトムシの蛹は何故動くの?
昆虫の蛹って動かないと思われがちですよね?
もちろん動かない蛹もいますが、カブトムシの蛹は違うんです!!!
そう!!動くんです!!
では何故動くのか?どのように動くのか?知っていますか?
今回の記事ではそこのところをかなり深掘りして、注意点も含めて解説していきます!
そして記事の後半には、僕がまだカブトムシの蛹についての知識が少なかった頃に、蛹を危険な目に合わせてしまった失敗談も書いてます。
是非読んで皆さんは、僕と同じ失敗をしなようにしてくださいね!
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カブトムシの蛹は想像以上によく動く!
さて、カブトムシの蛹は動くものと認識がある方でも、どの程度動くのかは知らない方もいるのではないでしょうか?
実際に見たことがある方はまず最初にびっくりすると思います。
なにせ想像していたレベルを遥かに超える程の激しい動きをするのですから!
僕自身も、動くと言っても「モゾモゾ・・・」とかでしょ〜と思っていましたが、そんな生易しいものではなく「ゴロンゴロン」という表現の方が合ってました!
なにせ「ゴロンゴロン」と右往左往したりするのですから、正直ビビります。
今の今まで正面を向いていたかと思ったら、いつの間にか横向きに変わっていたり、また正面向きに変わっていたりと、ジッとしている事があまりない印象です。
そんなに動いて大丈夫なのかなと思う事もあるくらいですが、実は蛹の動きには大事な意味が含まれているのです!
カブトムシの蛹は何故動く?
カブトムシの蛹が動くのにはちゃんと意味があります!
- 他の幼虫に注意を促している
- 寝返りをうつ
- 体が変化中で動いたように見える
この3点です。
他の幼虫に注意を促している
カブトムシの蛹が動くのはコレが一番の理由です!
カブトムシを多頭飼育をされている方は、必然的に蛹が動くのをよく見るのではないでしょうか?
蛹は幼虫の時にまず蛹室を作ります。
そして蛹室の中で蛹になり成虫へと進化します。
大事なのは蛹自身を守る蛹室です。
その蛹室に別の幼虫が近づいてきて壊されるわけにはいかないので「僕の蛹室がここにあるよ!」と音を立てて教えているのです。
その音を聞いた他の幼虫は仲間の蛹室を壊すわけにはいかないので、そこには近づかず別の場所に蛹室を作るのです。
ですので、人が飼育ケースを軽く叩いたり、蛹室の近くのマットを触るなどすると動き回るのです。
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寝返りをうっている
これは完全に主観ですw
しかしながら、なにもない時に蛹の向きが変わっているのですから、そう見えてもおかしくないのではないでしょうか?
寝心地いい体勢をさがしているのか、気まぐれなのか、何も意味はないのか、単にケースが人が気づかないだけでわずかに揺れたりしたのか、ホントに寝返りなのか。
はっきりとしたことはわかりませんが、見ていると微笑ましくもなってきます!
体の変化中で動いたように見える
これも主観だとは思います。
しかしながら、ずっと観察しているとそう思わざるを得ない場面を見る事もしばしば・・・
蛹の向きが変わる等のはっきりとした動きではなく、体勢はそのままで中身がモゾモゾ・・・と動いて見えるのです。
一部が動いたり全体的にモゾモゾしているのを見ていると、蛹の中でなにか変化しているように思えるのです。
皆さんも時間がある時に観察してみてください!
蛹化(ようか)後の注意点
幼虫から蛹に変わる事を「蛹化」と言います。
そして蛹の期間は、個体差はありますが概ね約一ヶ月間と言われています。
そしてこの約一ヶ月がカブトムシにとってとても大事です。
- 衝撃を加えない
- 素手で触らない
特にこの2点には注意が必要です。
衝撃を加えない
これは一番気をつけなければいけません!!
蛹に対してもですが、何より蛹室を守らなければなりません。
ケースを落としたり、強く叩いたりすれば蛹室は簡単に崩れてしまいます。
蛹室が崩れると、上からマットが覆いかぶさってしまい、ほぼ間違いなく羽化不全を起こしてしまうか、最悪命を落とす事にもなりかねません。
それくらい蛹室は超大事です!
衝撃は駄目です!絶対!!
不可抗力で蛹室が壊れたら、即座に人工蛹室に移すようにしてください!
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素手で触らない
幼虫に対してもそうですが、基本的に成虫時以外は人の手で触るべきではありません。
触ったらどうなる?という事はその時々はわかりません。
もしかした何も影響ないかもしれませんが、幼虫や蛹の状態の時は人で言うところの赤ちゃんの状態です。
抵抗力が成人と比べ物にならないくらい低い赤ちゃんの状態と同じであるなら、少なからず油や雑菌の含まれた人の手で触るのはどうなのでしょう?
何も影響ないかもしれませんが、あるかもしれません。
可能性が0でないのなら、カブトムシの長生きの為にリスクは最大限減らしましょう!
カブトムシの蛹を無事に羽化させる為にすべき事
蛹の期間はわずか一ヶ月くらいですが、この期間を大事に過ごさせてこそ、後に元気なカブトムシと出会えるのです。
その為に飼い主としてすべき事
- マットの管理
- 蛹室をよく観察しておく
この2点は最低限しないといけないでしょう。
マットの管理
マットの管理と言っても、そこまでする事が多いのかというとそうでもないのが実情です。
マットの管理とはすなわち、乾燥に気をつける事です。
成虫も幼虫もそうですが、カブトムシにとって乾燥は大敵です!
蛹室を作っている素材、マットならマットに、人工蛹室ならその素材にそれぞれ加水をしましょう。
蛹はよく動くものですが、幼虫のように場所を移動出来るわけではありません。
幼虫は乾燥や酸素不足になると、マットの上に上がってきたりしますが、流石に蛹には無理なので、こちらで気づいてあげないといけませんね。
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蛹室の観察
蛹室の観察とはマットの管理と似た部分が大きいですが、マットの乾燥はもちろんの事で、蛹室が崩れてないか?蛹は横倒しになってないか等を観察しておきます。
クワガタは横向きに蛹化しますが、カブトムシは縦の状態で蛹化します。
横倒しになったままの状態を放っておくと、下に触れている部分が羽化不全を起こしてしまいますので、見かけたら即座に起こしてあげないといけません。
なんらかの影響で蛹室が崩れていたり、崩れかけたりしているのならば人工蛹室に移してあげましょう。
その為に日々の観察は大事です。
それに毎日見ていると昨日とは違う状態や色になっていたりしますので、変化に気づけて楽しいですよ。
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僕がやらかした失敗談
僕が飼育し始めて最初の年に失敗した事です・・・
カブトムシの蛹がこんなに激しく動くものだと知らなかったので、蛹に動いてもらいたくてケースを少し叩いたりしていました。
その時は蛹室がどれだけ大事な部屋なのか、という事など全く知らなかったです・・・
動いてる状態を息子に見てもらいたくて、ケースを揺らしたりもしました・・・
そして最悪の結果が・・・蛹室を崩してしまったのです。
人工蛹室についても無知で、周りの土を固めて蛹を起こせば大丈夫だろう・・・などと軽く考えてしまっていました。
命を落とすという最悪の事態は免れましたが、見事に翅パカに・・・その時のせいなのかははっきりとはわかりませんが、ほぼ間違いないと思いました。
無知ほど恐ろしいものはないなと思ったのと、カブトムシに申し訳ない事をしたと心から後悔しました。
皆さんはこんな無茶な事はしないよう願います。
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蛹化後がカブトムシの一生を決める!
カブトムシは卵から幼虫の期間も気をつけないといけない事は沢山ありますが、その時はまだ羽化不全の可能性は0の状態です。
約一ヶ月という、形態として一番短い期間である「蛹」。
その短い期間にカブトムシの完全体で成虫になれるか、羽化不全状態で成虫になってしまうかが決まってしまいます。
卵から幼虫となり、3齢と言われる大きさにまで成長できたのに、蛹の時に全てが台無しになる事も充分あり得るのです。
元気なカブトムシに出会える為の最後の難関である「蛹」の時期。
ここまでくればもう少しで成虫と出会えますので、最後まで注意深く観察してあげましょう!
とにかく「蛹室」です!
蛹室を確実に守りましょう!
それでは最後まで読んでくださり感謝します!
他にもカブクワ飼育の記事を沢山書いてます!今後の飼育に為になるはずですので、是非他の記事も読んでみてください!
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