カブトムシの幼虫がケースの底にいるのは何故?理由と対処方法を解説

カブトムシの幼虫の飼育中にする事というのは、マットの乾燥とマットの交換時期に気を付けるくらいです。

なので、元より中々表面に姿を現さない幼虫が、元気なのかどうかが心配になる事ってありますよね?

飼育ケースの底に見えてはいるけど、全然うごいていない様な気がする・・・とか、底にいていいの?体が飼育ケースにくっついているけど平気なの?

等など・・・ついつい心配になってきます。

今回の記事ではカブトムシ飼育歴7年以上になる僕の経験を元に、カブトムシが底にいる原因を解説します。

  • カブトムシの幼虫が底にいるのは異常?
  • 幼虫が生きているかの確認方法
  • 確認方法のNG行為
  • 僕自身の飼育中に幼虫が底にいた体験談

「僕自身の飼育中に幼虫が底にいた体験段」では実際に底にいる画像を撮ってますので、それを元に解説します。

是非今後のカブトムシの幼虫飼育、ならびにカブトムシのブリードに役立ててもらえたらと思います。

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カブトムシの幼虫が底にいるのは異常?

カブトムシの幼虫が底にいるのは異常なのか?

答えは・・・全く問題ありません!

カブトムシの幼虫が底にいてくれたら、生存確認がしやすいのでありがたい事と思うくらいです。

では、何故カブトムシの幼虫はわざわざ底にいるのか?

  • 居心地良い場所をさがしている
  • 良い餌場を探している
  • 冬眠している

基本的には幼虫は上記の理由から深く潜ろうとしています。

一つ一つ詳しく解説していきます。

逆にマットの上に出てきているのは要注意です!対策と原因を詳しく解説しています⬇

 

居心地良い場所を探している

本来自然界にいるべきカブトムシの幼虫は、自分自身で自分の居場所を決めます。

飼育ケース内でも同じ事なのですが、自然界と違うのは、行ける場所に限りがあるという事です。

居心地が良い場所とはどのような場所なのか?

幼虫によって違うのかは定かではありませんが、僕の知識の中で言えば「湿気が程良い場所」になると思います。

カブトムシの幼虫にしても成虫にしても共通の生息地は、森の中の湿気がある場所ですからね。

夏場であれば「涼しい場所」そして、冬になれば「暖かい場所」が居心地の良い場所になります。

狭い飼育ケースの中で最適と思われる場所で落ち着くか、妥協してw底を選ぶのかはわかりませんが。

ケースの底にくっていてしまってますが、それはそれで問題ありません。

何故なら幼虫は自分で場所を選ぶので、底が嫌なら必然的に移動します。

 

良い餌場を探している

 

居心地良い場所と共通する部分もありますが、幼虫は餌場を求めて動き回ります。

その日行き着いた場所がケースの底だったという可能性もあるのです。

そんな時はより良い餌場を探しに行ったのか、いつの間にか底からいなくなったりしています。

反対に「居食い」といって、殆ど動かずにその場の餌を食べ続ける状態もあり、幼虫によって様々です。

居食いは動きまわらずに餌を食べるので、体力を使わない分大きな幼虫に育つと言われています。

ブリーダーとしては、できれば居食いしてもらうのがベストです。「動き回る=体力消耗」ですからね。

大きな幼虫に育つという事は、大きな成虫になるという事ですので、できれば居食いしてもらいたいのがブリーダーの心情です。

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冬眠している

これは「底にいる」というより「底にいて動かない」理由についてになります。

カブトムシの成虫は越冬する事はできませんが、幼虫は越冬が可能です。

幼虫は季節が秋の段階では、まだ元気に餌であるマットを食べ続けていますが、冬が訪れ寒くなると冬眠に入ります。

冬眠に入るとほぼ動かなくなります。

「ほぼ」と言うのは、冬でもたまに暖かい日があると思いますが、そういう時はふと目を覚まし餌を食べるのです。

ですので、冬でもたまに移動している事がありますが、理由はそういう事になります。

本題に戻りますが、飼育ケースの底で冬眠に入った幼虫は、そのまま底で冬を超す事にしたという事です。

ですので、動かなくても死んでいるのではなくて、冬眠しているだけなので勘違いをしないように注意してください。

幼虫が冬眠から覚めた後に、中々蛹になってくれない事が稀にあります。放おっておくと成虫にならない事も・・・原因と対策を解説しています⬇

 

幼虫が生きているかの確認方法

とは言いつつもケースの底にいて動かないのを見続けると、流石に心配になってきますよね・・・

僕自身も最初は死んでるのかどうなのか、心配でたまらなかったです。

では、生存確認方法はあるのか?

もちろんあります。

  • 冬眠が終わるのを待つ
  • 体の色を確認
  • いた場所を覚えて後日確認

以上、3点について解説します。

 

冬眠が終わるのを待つ

これを言うと身も蓋も・・・

と言われる方もいると思いますが、一番確実なのも結局はこれなのです。

幼虫の飼育は、成虫飼育よりもはるかに手はかからず、する事は少ないです。

これが幼虫が冬眠に入ると尚更で、湿気管理もそこそこで大丈夫になります。

詳しくはこちらを読んでください⬇冬眠前と冬眠中の飼育方法について解説しています⬇

ですので、よっぽど元からマットの乾燥がひどすぎたとか、マット交換をしていなかった、マットの量が少なすぎた等の事がなければ死ぬ事はないです。

とは言いつつも僕自身も冬眠中に死なせてしまった事はあります・・・昆虫飼育に絶対はありませんので、特にマットに関しては基本的な事、乾燥・量・環境には注意をするようにしましょう!

3月に入り徐々に暖かくなってきたら、マットの表面がボコボコしてきます。

幼虫が目を覚まし餌を再び食べ始めてきた証拠ですので、その時が最後のマット交換の時期になります。

そしてマット交換の時が、幼虫生存確認の最大のチャンスになります。

寝起きで動きが悪いかもですが、少しでも動きがあれば大丈夫です!

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体の色を確認

底から幼虫が見えているのであれば、逆にチャンスなのが、幼虫を確認できるのです。

幼虫の体は基本的には白っぽい色をしています。

これが、万が一に死んでしまっていたら、黒く変色してきます。

詳しくはこちらを読んでください⬇幼虫が黒くなる原因とその対策を詳しく解説しています⬇

黒く変色していないのであれば、まず間違いなく死んではいません。

生きていると思って大丈夫です。

 

いた場所を覚えて後日確認

カブトムシの幼虫は、冬眠から覚めると餌(マット)を食べ始めます。

居食いをするにしても、少なからず動きはあるので、毎日同じ形で同じ向きで居続ける事は不可能です。

前日には底にいてこっち向きだったのが、今日は別の方向を向いているとか、場所がずれているのがわかれば明らかに動いています。

それは間違いなく生きている事を意味するのです。

毎日見ないといけないのは手間暇がかかりますが、一度確認できるまでの辛抱と思い、根気よく確認しましょう。

 

生きているかの確認方法のNG行為

カブトムシの幼虫は冬眠に入るとほぼほぼ動かなくなります。

幼虫飼育に慣れていないと、あまりに動かないと心配になりついついNG行為をしてしまいがちです。

  • 冬眠中に掘り起こす
  • ケースに衝撃を与える

絶対にやってはいけないNG行為を2点解説します。

 

冬眠中に掘り起こす

冬眠中に底にいて見えているなら、いるのがわかるのでまだいいのですが、土中にいて見えないと尚更心配になります。

そんない時についついやってしまいがちなのが「掘り起こす」という行為です。

冬眠というのは、外界が自分たちが行動するには寒すぎる・・・という状態で、動かずにじっと眠っているのです。

寝た子を起こすと人の子なら泣きますよね?

幼虫は冬眠中に餌を食べません。

寒くて動かずに餌も食べていなく、体力を温存している状態なのに、起こしてしまったどうでしょう?

余計な体力を使ってしまい、蓄えておいたエネルギーが相当量消費されてしまいます。

冬を超すまで温存しておかければいけなかったエネルギーが、冬を超す前に無くなってしまうのです。

下手をすると死ぬ・・・とまでは言いませんが、やせ細った体になってしまう恐れがあります。

いわゆる栄養不足状態です。

冬眠は春に備えて体力を温存しておかければいけない大事な時期です。

掘り起こしてしまうと、どうしても起きてしまいますので、見えなくて心配だとは思いますが、春になるまでそっとしておいてあげてください。

 

ケースに衝撃を与える

掘り起こすのと似た行為ですが、幼虫がいる底を叩いて動かそうとしてしまった事ありませんか?

動けば安心するのでしょうが、された幼虫の方はたまったものではありません。

寝ている状態で突然凄い衝撃があったら人でもびっくりしますよね?

それと同じで幼虫も思わず起きてしまい、当然ですがそれが相当なストレスになります。

カブトムシは成虫でもストレスや、体力が消耗するケンカや交尾をすると寿命が縮まります。

成虫という大人になる前の幼虫や蛹の状態なら、尚更繊細だと認識しておいてください。

 

カブトムシの幼虫は共食いをするのか??意見が分かれるこの問題、詳しく解説しています⬇

 

僕自身の飼育中に幼虫が底にいた体験談

上の画像は僕自身が飼育している、カブトムシの幼虫の越冬状態です。

一つのケースに3匹の幼虫を同居させていますが、見事に3匹とも飼育ケースの底で固まってますね。

それぞれ間隔を開けて違う場所に潜らせたはずなのですが、気がつけばほぼ同じ場所にいます。

3匹とも同じ場所にいるという事は、恐らくこの場所が一番居心地が良いか、わずかでも暖かく感じるのかもしれません。

こちらの画像の飼育ケースにも3匹の幼虫がいるはずなのですが、2匹のみ底にいますね。

あと1匹は土中にいるのでしょう。

3匹中2匹がケースの底にいます。

これらを見れば、飼育ケースの底にいるのがいかに通常の状態なのかわかってもらえたのではないでしょうか。

画像を見て全身が黒くなっている幼虫がいない事も分かると思います。

これは見えている範囲にいる幼虫に限っては、今のところ無事に生きているという事です。

土中にいる幼虫は確認できませんが、確認できない幼虫は暖かくなって冬眠から覚めるのを気長に待ちましょう!

カブトムシの飼育ケースも実は色々とあるのですが、幼虫〜蛹飼育に適している飼育ケースを7種類紹介しています!もちろん成虫飼育にも適しているケースばかりです⬇

 

カブトムシの幼虫が底にいても問題なし!

今回の記事では、カブトムシの幼虫が飼育ケースの底にいる理由や、生存確認方法とその際のNG行為について解説してきました。

もう分かってもらえたと思いますが、カブトムシの幼虫が飼育ケースの底にいても何も問題ありません。

むしろ通常の状態なのです。

冬眠時は生きているのか不安になると思いますが、確認できない幼虫に関しては暖かくなるまで我慢しましょう!

それでは最後まで読んでくださり感謝です。

他にもカブトムシやクワガタの飼育記事を書いていますので、そちらも御覧ください。

 

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