カブトムシの幼虫の冬眠前後の飼育方法!マットや温度管理方法を解説

カブトムシの幼虫の冬眠前後は何をすればいい?

カブトムシの幼虫の冬の飼育方法がわからない・・・

カブトムシの幼虫を越冬させる際の注意点は?

カブトムシは成虫としてではなく、幼虫として冬を越します。

ですが、カブトムシの幼虫を冬に飼育する方法をどのくらい知っているでしょうか?

幼虫の時期での管理が、後のカブトムシの大きさや羽化時期、寿命にも影響してきますので冬の管理はとても重要なのです。

今回の記事では冬の管理の仕方や飼育方法を解説していきます。

カブトムシの幼虫を無事に越冬させ、夏にまた立派な成虫となってもらう為にも、是非最後まで読んでください!

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カブトムシの幼虫の冬眠前後の飼育方法

カブトムシの幼虫は冬がくると、いきなり眠りにつくわけではありません。

カブトムシの幼虫自身、徐々にその準備に入ります。

飼育する側としてはカブトムシが冬眠に入る前に、前準備をしてあげなければいけません。

厳密に言えばカブトムシの幼虫の「冬眠」は他の生物で言うところの、長い眠りにつくわけではなく、じっとして動かない状態になります(もちろん睡眠はとっています)。
わかりやすく解説します!

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いつから冬眠する?

カブトムシの幼虫は卵から羽化した状態の時から意外と活発で、食料となるマットをモリモリ食べます。

初齢(生まれたて)〜2齢〜3齢(終齢)と脱皮を繰り返し、3齢の状態で冬眠に入ります。

時期的には大体11月頃と言われていますが、気温が10度近くになると冬眠状態になります。

ですので、温かい地域にお住まいの方が常温飼育をしていると、11月後半〜12月に冬眠に入る事も充分ありえます。

カブトムシの幼虫が底に固まるのは何故?動かないのが不安・・・そんな方は是非一読を。詳しく解説しています⬇

 

冬眠前の飼育方法

カブトムシの幼虫は大体11月〜12月には冬眠に入りますが、幼虫の飼育方法は成虫ほど難しくはありません。

気をつけなければいけない事として、やはり基本はマットの管理です。

  1. マットの乾燥
  2. マットの再発酵
  3. マットの糞の量等の衛生状況
  4. 多頭飼育から単独飼育への移行

上記4点には気をつけて管理しましょう!

 

マットの乾燥

成虫のマット管理と同様に幼虫も乾燥に非常に弱いです。

特に冬に入る前は水分が短期間で蒸発しまうくらい暖かい日もありますので、毎日欠かさずマットの確認をしてあげてください。

黒土が乾燥して灰色っぽくなってきたら要注意です!

明らかに乾燥してしまっているので、即霧吹きをしましょう。

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マットの再発酵

買ってきたばかりのマットは特に注意が必要です。

夏の暑い時期などはマットが再発酵をおこしやすいです。

袋から出すときに土の臭いではなく、ツーンという酸っぱい臭いがしたら使用を控えてください。確実に再発酵をしています。

その際は、袋から全てマットを出して臭いがなくなるまで干してください。

広げて干す場所が確保できない場合は、臭いがなくなるまでに少し時間はかかりますが、袋を大きく開けて置いておくだけでも大丈夫です。

酸っぱい匂いがなくなり、土の臭いだけになれば使用可能です。

再発酵状態で長時間幼虫を入れてしまうと、命を落とす事になりかねませんので、充分注意をしてください。

 

マットの衛生状況

カブトムシの幼虫を飼育していると、マット表面に丸っこい固まりが増えてきます。

これは幼虫の糞で、日数が経過すると共に増えてきます。

これは幼虫がマットをモリモリ食べてくれている証明なので、いい事ではありますが、糞が増えてくるのをほっておくと衛生的によくありません。

衛生的に良くないとダニやコバエが寄ってきます。

糞が増えてきたらマット全交換か、ふるいにかけて糞とマットのまだ食べれる部分とを分けて再利用してあげましょう。

マットの全交換よりは、新しいマットと今までのマットを多少でいいので混ぜてあげた方が良いです。いきなり全てを今までと違うマットに変えると、幼虫にストレスがかかります。

単独飼育への移行

カブトムシの幼虫がまだ小さい頃は複数の幼虫を一つのケースに入れる、いわゆる「多頭飼育」でも問題ありません。

ですが、幼虫が大きくなってくるとケース内が手狭になってきます。

小さな部屋に大人が何人もいて、食事をしているような状況を想像してもらえたらいいかと思いますが、ストレスが半端ないですよね?

これは昆虫にとっても同じ事が言えるのです。

ケースの大きさにもよりますが、初齢〜2齢〜3齢と移行する度に飼育頭数を減らしていきましょう。

ぎゅうぎゅう詰めの状態だと、多大なストレスがかかり最悪命を落とす事になります。

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冬眠中の飼育方法

カブトムシの幼虫は冬眠状態に入るとほぼ動かなくなります。

何故「ほぼ」なのかと言うと、気温が多少上下する事があるせいです。

冬の間に暖かい日があると、幼虫は動き出しエサを食べ始め、気温が低くなるとまた冬眠状態となり動かなくなります。

冬の間は幼虫はほぼ動かないので、特別な飼育方法は特にありません。

マットの確認は怠らないようにしましょう。

 

いつまで冬眠する?

カブトムシの幼虫が冬眠状態を終えるのは、気温が15度前後になってからです。

時期としては地域によって差はありますが、大体3月くらいには冬眠状態から目覚め、エサを食べ始めます。

とは言っても、幼虫は基本的にマットの中で過ごしますので目覚めたのかどうかはわかりにくいです。

表面に糞が増えてきたり、マットの形状に変化があれば、間違いなく幼虫が動き出してますので、マットの確認はやはり必須ですね。

 

冬眠後の飼育方法

冬眠状態から目覚めたカブトムシの幼虫は、再びマットをモリモリ食べ始めます。

冬眠時にはほぼマットを食べる事はありませんが、冬の間3〜4ヶ月間はマットの交換をしていません。

糞も放置したままですので、冬眠状態から目覚めた後に一度マットの交換はしてあげましょう。

蛹になる前、4月までには幼虫時の最後のマット交換をしたいですね。

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危険!カブトムシの幼虫の命を守る為の注意点

カブトムシの幼虫にとって冬は成虫になる為の大事は時期です。

冬をいかにストレス無く、無事に過ごせるかがとても大事になってきます。

幼虫に過大なストレスを与えてしまう注意点は3つです。

  1. 越冬前のマット交換
  2. マットの乾燥
  3. 急激な温度変化

この3点を解説します。

 

越冬前の最後のマット交換時期

マットの交換は本来はとても大事な事です。

大事なマット交換ですが、時期を間違えると幼虫に多大なストレスをあたえてしまいます。

人間で言えば、寝ているところをいきなり起こされてしまうと気分が悪いのと一緒で、幼虫も冬眠中にマット交換によって起こされたらストレスを感じてしまいます。

マット交換は冬眠に入る前に済まさないといけませんので、11月に入る頃に越冬前最後の交換をしておけば問題ないでしょう。

冬眠中のマット交換は絶対にしないようにしてください!

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マットの乾燥

冬の間はマットの乾燥はほぼないので、霧吹きは不要と思って大丈夫です。

しかしながら基本的に冬は空気が乾燥しますので、マットが全く乾燥しないわけでもありません。

冬のマットの確認は週一くらいで充分ですが、実際にマットを触って確認するようにしましょう。

以外に水分が抜けている事も稀にあります。

昆虫にとって乾燥は大敵ですので油断は禁物です。

越冬するクワガタの冬の過ごし方は重要です。乾燥対策の霧吹きの頻度を詳しく解説しています!!↓↓↓

 

急激な温度変化

カブトムシの幼虫に関して、温度管理は不要です。

氷点下になるようならマットが凍る事もありますので注意が必要ですが、そこまでいかない地域なら放ったらかしでも問題ありません。

注意しないといけないのが、室内で飼育している際にエアコンやヒーター等の暖房によって、幼虫が目を覚ますという事です。

目を覚ますとエサを食べ始め、暖房を切り部屋の気温が低くなるとまた冬眠をはじめます。

これを何度も繰り返していると、幼虫は全く寝る事ができず体力が奪われてしまい、後の寿命にも影響する可能性もあります。

人間でもそうですが、生き物は急激な温度変化で体調を壊してしまう事があります。

室内で飼育する場合は、暖房等の届かない場所にケースを置いて飼育するのが一番良いでしょう。

ちなみに我が家では冬の間は、飼育ケースを玄関に引っ越しさせます。

温度管理が不要なのは、あくまでも極端な気温にはならないという環境ならです。氷点下や30度を超える状況になる時は温度管理は絶対不可欠なので注意です!

カブトムシの幼虫は冬の過ごし方が大事

今回の記事では、カブトムシの幼虫の冬の飼育方法や注意点について解説してきました。

越冬するクワガタもそうですが、カブトムシの幼虫も冬をどう過ごしたかが、その後の飼育に大きな影響を及ぼします。

カブトムシの幼虫は3月頃に活動が活発になり、5月〜6月には蛹になります。

その後夏場に成虫となりますが、全ての幼虫が成虫になれるわけではないのです。

残念ながら、羽化不全により成虫になれずに命を落としたり、奇形で成虫になってしまったりする事例はいくつもあります。

無事に夏場に見事に成虫となったカブトムシに出会う為にも、冬を大事に過ごせるようにしてあげましょう!

最後まで読んでくださり感謝です!

他にもカブトムシやクワガタの飼育記事をかいてますので、そちらも合わせて読んで見てください!

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