クワガタやカブトムシを飼育している皆さん、エサは何を与えていますか?
以前よりカブトムシやクワガタは、飼育されている生体であれば寿命が伸びています。
これは以前より飼育技術が向上している為です。
飼育技術の向上の一つに「昆虫ゼリー」の進化があげられます。
そして今や昆虫ゼリーは色々な種類が売られていて、どれが良い昆虫ゼリーなのか迷うほどです。
そこで今回の記事では、
- 厳選した昆虫ゼリー6選!
- 昆虫ゼリーの与え方
- 産卵時にはより高タンパクな昆虫ゼリーを!
- カブトムシとクワガタでは与える昆虫ゼリーは違う?
について解説します。
僕自身カブトムシ・クワガタ飼育歴は7年以上です。
国産のカブトムシとクワガタは7種類飼育していますので、飼育方法に関しては自信をもってお伝えすることができます。
最後まで読んでもらえたら、確実に飼育技術が向上します!
是非最後までお付き合いください。
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厳然した昆虫ゼリー6選!
昆虫ゼリーは今や世の中に溢れすぎて、どれを選べばいいのかわからない程です。
それだけカブトムシやクワガタ飼育がメジャーになってきている証だと思います。
僕自身色々な昆虫ゼリーを購入してきましたが、実際に今でも継続的に購入するのは6種類のみです。
- フジコン 乳酸ドルクスゼリー
- フジコン ワイドカップバイオゼリーPRO
- マルカン サムライフラット55
- マルカン フルーツ農園50
- KBファーム プロゼリー
- ブリーダーズファーム プロテインゼリー
この6種類さえ押さえておけば、クワガタもカブトムシも元気でいられます!
「ダイソーのカブトムシゼリーで実験!全6種類を全て食べさせた結果!」の記事を読んでもらえたらカブトムシの好みの味が良くわかります!⬇️
1.フジコン 乳酸ドルクスゼリー
フジコン 乳酸ドルクスゼリーは、ワイドカップの昆虫ゼリーの中で、僕自信が一番使用頻度が高いゼリーです。
僕は以前に、ダイソーの昆虫ゼリーの中でどれが一番カブトムシの食いつきが良いかの、実験をしたことがあります。
その時に一番人気だったのが「ヨーグルト味」でした。
この結果は意外でしたが、それ以降は乳酸ドルクスゼリーをメインで与えるようにしてきました。
カップがワイドタイプにして浅型になっており、カブトムシは食べやすいので常にストックを切らさないようにしています。
他の昆虫ゼリーよりは多少値段がお高めですが、それだけ栄養価が高い!という事⬇️
2.フジコン ワイドカップバイオゼリーPRO
ワイドカップバイオゼリーも、広口ワイドで浅型タイプですので、カブトムシやクワガタが食べやすい形状になっています。
トレハロースもしっかりと入っており、栄養補給の為のエサとして申し分ありません。
30個入と50個入りがあり、どちらかと言えば30個入の方が人気になります。
Amazonでは一ヶ月に1000点以上売れており、昆虫ゼリーの中では4番目に多く購入されている、大人気の昆虫ゼリーです。
30個入りの方が売れていますが、50個入りだと尚コスパ良し!⬇️
3.マルカン サムライフラット55
サムライフラットゼリーも、広口ワイドで浅型タイプの昆虫ゼリーです。
トレハロースだけではなく、クエン酸も含まれているのが特徴になります。
クエン酸は疲れを取る効果がありますので、寿命がそれほど長くない昆虫にとっては大切な成分です。
サムライフラットゼリーは25個入りと55個入りがあり、55個入りの方が購入者が多くなっています。
Amazonで一ヶ月に7000点以上売れているように、昆虫ゼリーでは一番売れている商品です!
サムライフラットは安価でコスパが抜群に良い昆虫ゼリーです!⬇️
4.マルカン フルーツ農園
フルーツ農園は、広口タイプ浅型タイプと狭口深型タイプの2種類がありますが、購入者が多いのは狭口タイプの方です。
味はその名の通りフルーツ系で、イチゴ・オレンジ・パイン・メロンの4種類入っています。
色々な味が楽しめるので、味変的に購入して与えるのがいいでしょう。
Amazonでは、昆虫ゼリーの中で3番目に人気の商品で、一ヶ月に3000点以上売れています。
値段的に一番安いのも、人気の理由です。
深型タイプなのでカブトムシやクワガタのオスは、食べにくい部分もあるのが多少デメリットになります。
角やアゴの短い(無い)メスなら、カップ内に潜って食べてくれるので全く問題ありません。
僕自身はオスにも与えてますが、この手の深型タイプは半分に切って与えるのが主流です。
半分に切るのであればオスメス共に、何も問題なく食べてくれますよ!
色々な味変をしてあげたいなら迷わずフルーツ農園ゼリーです!⬇️
5.KBファーム プロゼリー
KBファームのプロゼリーは、どちらかと言えばクワガタブリーダーに人気の昆虫ゼリーです。
クワガタ飼育者で知らない人は、間違いなくいないでしょう!
高タンパクながら割りかし安価で、コスパが抜群に良い昆虫ゼリーと言えます。
プロゼリーはふるさと納税もあり、こちらも購入者が多く大人気のふるさと納税です。
Amazonで昆虫ゼリーの中で2番人気の商品になります。
形状的には狭口深型タイプです。
クワガタ飼育にベストなプロゼリー!100個入りでこの値段はありがたい!クワガタを長生きさせたい方はこちらです!⬇️
6.ブリーダーズファーム プロテインゼリー
プロテインゼリーは、その名の通りタンパク質含有量では、昆虫ゼリーの中でも随一でしょう。
他の昆虫ゼリーと比べてAmazon内ではさほど売れてはいませんが、製造メーカーである「ビートルファーム」からの直接購入者が多いようです。
以前我が家に迷い込んできた、既に弱っていたノコギリクワガタを飼育していた事があります。
プロテインゼリーを与えて飼育していると、すっかり元気になりその後越冬して、翌年の夏前まで生きてくれました。
ノコギリクワガタは基本的に越冬しないクワガタです。
弱っていたクワガタを元気にするほどタンパク質は重要で、タンパク質がより多く求めたいなら「プロテインゼリー」一択でしょう。
産卵前・産卵後のタンパク質補給に抜群の効果を発揮します!⬇️
昆虫ゼリーの与え方
昆虫ゼリーの形状には大きく分けて2パターンあります。
一つは広口ワイド浅型タイプでもう一つは狭口で深型タイプです。
基本的には広口浅型タイプが、カブトムシやクワガタには食べやすいですが、与え方も超重要になってきます。
広口ワイドタイプ
広口ワイドタイプは基本的には、気をつける事はあまりありません。
フタのビニールを剥がして置いておくだけでOKです。
一つだけデメリットがありますが、フタのビニールを全て剥がしてしまうと、ゼリーの汁がこぼれやすくなり、マットが汚れてしまいます。
広口タイプはビニールを剥がさずに、カッター等で十字に切って置くと衛生的にマットが長持ちします。
こちらの「ミタニのゼリーカッター」は一突きで十字に切れるので、ブリーダー界隈では人気のアイテムです⬇
狭口深型タイプ
与え方が重要なのが、こちらの狭口深型タイプです。
狭いだけならまだ食べやすのですが、深型はどうしてもオスはアゴや角が邪魔して食べにくくなります。
そのまま与えると、底の方は食べられずに残してしまうでしょう。
狭口タイプのプロゼリーとプロテインゼリーは、どちらもタンパク質が豊富なので、残してしまうととてももったいないのです。
コスパも悪くなってしまいます。
狭口深型タイプの昆虫ゼリーを与える際は、半分に切ってあげるようにしてください。
こちらの「ゼリースプリッター」は、一押しで半分にする事ができる、ブリーダー御用達のアイテムです⬇️
産卵時にはより高タンパクな昆虫ゼリーを!
昆虫ゼリーにはカブトムシやクワガタに必要な栄養分がたっぷり含まれています。
昆虫ゼリーがまだメジャーではなかった一昔前は、昆虫のエサは果実や野菜がメインでした。
果実や野菜にも栄養分は含まれていますが、昆虫の栄養補給の為に作られた昆虫ゼリーには敵いません。
特に交尾時や産卵時には相当な体力を消耗します。
削られた体力を回復するには、やはりタンパク質を多く取らねばなりません。
タンパク質を取るか取らないかで、その後の寿命が大きく変わってきます。
体力があった方が産卵数も変わってきます。
産卵時と交尾時には、なるべくタンパク質の多く含まれる昆虫ゼリーを与えるようにしてください。
カブトムシとクワガタでは与える昆虫ゼリーは違う?
カブトムシとクワガタの飼育方法は、同じで大丈夫です。
与える昆虫ゼリーも区別する必要はありませんが、僕自信は区別して与えています。
その理由を説明します。
カブトムシなら広口ワイドタイプを
僕自身はカブトムシには、上記で紹介した1〜4の昆虫ゼリーを与えています。
国産カブトムシの寿命はとても短いです。
夏前に羽化して夏の終わり間際には、その命は尽きてしまいます。
長く生きても10月くらいまでです。
僕が飼育しているカブトムシで、11月まで生きてくれた生体もいました。
「カブトムシの寿命は短い?長生きしてもらう為の飼育方法」を解説しています⬇️少しでも長生きしてもらう為にも必読です⬇️
なるべく長生きしてもらいたくて、色々な昆虫ゼリーを試しましたが、この昆虫ゼリーなら長生きする!という明確な結果は出なかったです。
カブトムシがどれだけ長生きできるかは、交尾や産卵や昆虫ゼリーでも変わってきますが、一番はもって産まれた体力だと思います。
プロゼリーやプロテインゼリーのような、超高タンパクな昆虫ゼリーでなくても10月まで生きてもらう事は可能です。
乳酸ドルクスゼリーやサムライゼリーを、切らさないように与えるようにしましょう!
クワガタなら狭口タイプを
カブトムシと違ってクワガタは、長生きできる種類が多いです。
国産のクワガタでも、ヒラタクワガタやオオクワガタ、コクワガタ等は3年生きる事が可能になります。
これだけ長生きできる種類であるなら、超高タンパクなゼリーを与えるのと与えないのでは、明らかに違ってくるのです。
僕自身はオオクワガタやヒラタクワガタを飼育していますが、交尾や産卵をしても3年は生きてくれます。
「クワガタの寿命でギネス記録はある?長生きするクワガタの種類も紹介」してます⬇️クワガタは長生きする種類が多いので飼育が楽しいです!⬇️
ノコギリクワガタも飼育していますが、基本的に短命な種類ですが、プロテインゼリーを与え続けて越冬出来た事もあるのです。
カブトムシとは違って、タンパク質の量で寿命が大きく変わってくるので、クワガタにはプロゼリーかプロテインゼリーが最適と言えます。
もちろん乳酸ドルクスゼリーやサムライゼリーだと、長生き出来ないわけではありません。
しかし産卵や交尾、飼育状況や元々の体力によって寿命は変わってきますので、なるべく高タンパクなゼリーを与えてあげましょう!
最適な昆虫ゼリーで長生きしてもらおう!
今回の記事では、厳選した昆虫ゼリーの紹介や昆虫ゼリーの与え方について解説してきました。
昨今の昆虫の寿命が伸びているのは、昆虫ゼリーの進化の影響が相当強いです。
自然界で育ったカブトムシやクワガタは、飼育されている生体より明らかに寿命は短くなります。
昆虫ゼリーは、それだけカブトムシやクワガタの栄養補給に特化されているという事なのです。
昆虫ゼリーを切らしてしまい、応急的に野菜や果実を与えるのは大丈夫ですが、なるべく切らさないようにストックしておきましょう!
それでは最後まで読んでもらい感謝です!
他にもカブトムシやクワガタの飼育記事を、多数書いていますのでそちらも読んでみてください!
「昆虫が好きな子どもへのプレゼント8選!実際に喜ばれた商品を紹介!」では、昆虫が大好きな息子へ実際に贈ったプレゼントを厳選して紹介しています!喜ばれること間違いありません⬇️