カブトムシ飼育のアリ対策を知りたい!
カブトムシの飼育ケースにアリがきた時の対処法は?
カブトムシやクワガタを飼育していると、どうしても降り掛かってくる問題・・・そう害虫問題。
ダニ・コバエ・トビムシそしてアリ・・・
今日はその中でもカブトムシやクワガタに一番害を及ぼす恐れのある、アリ問題とその対策について解説していきます。
実はカブトムシ飼育のアリ対策は100均商品で超お手軽に、超簡単にする事ができるのです。
僕自身この方法でアリが一切こなくなりました!
カブトムシやクワガタ飼育のアリ問題に頭を悩ませている方、お金をかけずに対策したい方、手間暇かけずに対策したい方、是非是非最後まで読んでください!
カブトムシ飼育のアリ対策
カブトムシ飼育のアリ対策は超簡単です!
100均で購入した収納ケースに水を張り、そこに飼育ケースを入れるだけでいいのです。
僕はダイソーでこの収納ケースを買いました。
サイズ
- 幅・・・54センチ
- 奥行き・・・40.5センチ
- 高さ・・・13.5センチ
- 値段・・・500円(税込み550円)
100均としては少しお高めで、収納ケースとしては小さめです。
フタはいりませんが、深さのある収納ケース等に入れてフタをして飼育している方もいますので、好みに合わせて購入してください。
正直入れ物は収納ケースじゃなくても、何でもいいです。
水を張る深さですが、下の画像は見やすくする為に多めに水を入れてますが、実際は5ミリ〜1センチ程度で充分です。
水を張ったらそこに飼育ケースを入れましょう。
完成!!
たったこれだけです!
これだけでアリはこなくなるのです。
僕自身がよく購入させてもらってるマット!おすすめです^^↓↓↓
アリ対策の注意点
お手軽に簡単に対策できるアリ問題ですが、少しだけ注意点もあります。
- アリの通り道を作らない
- 水の乾燥(蒸発)に注意
大きく分けてこの2つに注意が必要です。
特に1の「アリの通り道を作らない」は重要度がかなり高いですので、是非ともしっかりと読んでください!
アリの通り道を作らない
そもそも何故これだけでアリがこなくなるのか?
答えは単純で、アリは水たまりは避けて通るので、水を張るとアリが通れる道がないのです。
それと、エサを見つけたアリはお尻から液体を出して仲間に道を示します。
その液体の香りを頼りに、他の仲間のアリたちは目的の場所を目指すので、アリは行列を作って行動するのです。
水の中はそもそもアリは泳げませんし、水の中はお尻から液体を出しても流れてしまうので、仲間に教える事もできないのです。
アリの習性を逆手に取ったこの対策ですが、少しのミスでまるで意味が無くなってしまいます。
上の画像は昆虫ケースそのものや黒いフタの昆虫ケースの不織布が、衣装ケースの壁にくっついてしまっていますね。
これでは水の中に入れても意味がありません。
何故ならアリの通り道を作ってしまっているのです。
衣装ケース→不織布や飼育ケース→飼育ケース内へ・・・という感じですね。
アリは少しでも陸路があると難なく侵食してきます。
昆虫ケースは周りをお堀で囲まれた戦国時代のお城のように、どこからも侵入されないように注意です!
水の乾燥に注意
夏場は特に注意が必要ですが、いつの間にか水分が蒸発してなくなっている時があります。
一度でもアリ被害にあった事がある家なら、油断しないようにしてください。
水分がなくなり道ができてしまったら、直ぐにでもアリはやってきます。
水の量にもよりますが、早ければ一週間もあれば水気がなくなる事もありますので、夏場は少し多めに入れた方がいいでしょう!
それと、ずっと同じ水だと少し臭いがしてきますので、蒸発していなくても定期的に交換した方がいいです。
僕自身は二週間に一度は、衣装ケース内を掃除し新しい水に交換していました。
二週間に一度の清掃でも、底がヌルヌルしている時もありましたので、長期間放置する事のないよう注意を!
アリが来てしまった時の対処法
カブトムシやクワガタを飼育していると、どうしてもエサが必要です。
現在の飼育では昆虫ゼリーが主流ですが、これは昆虫全般が好むゼリーで、もちろんアリも好んで食べるでしょう。
昆虫ゼリーの甘い香りに誘われてどこからともなくやってくるアリ達・・・
僕自身はアリ対策を最初からしていたわけではなく、アリが来てからアリ対策を心がけるようになりました。
恐らくですが、そういう方は多いと思います。
ではアリが来た時の対処法は?
- マットを全てとりかえる
- 殺虫剤を使用(屋外飼育に限る)
正直この2点しかないと考えています。
マットを全て取り替える
僕が実践した対処法はこれです。
何故この方法を試したのかと言うと、外から見えるアリを退治してもマットの中にもいるような気がしてしまい、そうするとカブトムシにも影響があるのでは?と考えました。
あとは単純にアリが気持ち悪かったからですw
とりかえた時にマットの中にもアリがいたかは不明(恐らくはいなかった)ですが、中で巣を作っていたという話もありますので、放置だけはしないようにしましょう。
殺虫剤を使用(屋外飼育)
殺虫剤と聞くとカブトムシにも影響ありそう・・・と思うでしょうが、昆虫ケース内やマットに混ぜるという事ではありません。
昆虫ケースの周りや、下(土壌や地面)に散布するという事です。
そんな事をすると昆虫ケース内に居続けるのでは?と思うでしょうが、これが意外といなくなるのです。
そして昆虫ケース内のカブトムシは元気なままです。
僕自身は屋外で飼育はしていないので、この方法は試した事はありませんので絶対に大丈夫!とは言う事はできません。
僕と同じくカブトムシ飼育をしている友人は、屋外飼育をしていて毎年ケースの周りに殺虫剤を散布し、アリやダニなどの害虫を防いでいるそうです。
使用しているのはこちら↓↓↓
カブトムシ飼育のアリ問題はこれで解決!
今回の記事では、カブトムシやクワガタ飼育初心者が一度は味わうであろう、アリ問題に対する対策や注意点を解説してきました。
アリ対策はダニやコバエよりも意外と簡単に、コスパよく実践できるのがわかったと思います。
ありがちな対策として、毒エサで巣ごと壊滅的な商品があると思いますが、昆虫ゼリーの誘惑には勝てないのが実情です。
僕自身最初に試したのは毒エサの商品でしたが、アリに見向きもされなかった印象です。
昆虫ゼリーの誘惑恐るべし・・・と言うより昆虫が美味しく食べられるように、更に栄養もプラスされたエサですから当然かもしれませんね。
カブトムシ飼育のアリ問題は、アリが来る前に対策するのが一番です!
それでは、最後まで読んでくださり感謝します。
この記事が皆さんのカブトムシ飼育に少しでも役立てば嬉しいです!
他にもカブトムシやクワガタ飼育に関する記事を多数書いてますので、よろしければそちらも見てみてください。