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- 「カメムシって冬はどこで越冬しているの?」
- 「春になってカメムシが家の中から出てきた…どこに隠れていた?」
- 「越冬しているカメムシの場所がわかれば対策できる」
秋に大量発生するカメムシが冬になると姿を消しますが、死んでいるわけではありません。
カメムシは成虫のまま越冬する生き物で、家の外壁の隙間・軒下・落ち葉の下などの風雨をしのげる場所で冬を過ごし、春になると再び活動を始めます。
この記事ではカメムシの越冬場所・越冬中の生態・春の再活動・越冬させないための対策まで詳しく解説します。
カメムシはどこで越冬する?
カメムシの越冬場所の特徴
カメムシが越冬場所として選ぶ場所には共通した特徴があります。
風雨をしのげる場所・適度な温度が保たれる場所・外敵から身を隠せる暗い場所の3条件が揃った環境を好みます。
具体的な越冬場所として多いのは以下の場所です。
家の外壁の隙間・サイディングの裏・換気口の内側・玄関ドアの隙間などの建物の隙間に潜り込んで越冬します。
軒下・ベランダの物陰・雨樋の中なども好まれる越冬場所です。
特に南向きで日当たりが良く日中に暖まりやすい場所の隙間はカメムシが好んで越冬する場所で、春に同じ場所から大量のカメムシが出てくることがあります。
カメムシが秋に家の隙間に侵入しようとする理由については「カメムシが家の中に入ってくる理由|侵入経路と効果的な侵入防止対策を解説」の記事でまとめています。
屋外の越冬場所
建物以外では落ち葉の下・石の下・朽ち木の隙間・常緑樹の葉の裏などが屋外の越冬場所として使われます。
複数のカメムシが同じ場所に密集して越冬する「集団越冬」も観察されており、石をどけると大量のカメムシがまとまっている光景を春に見かけることがあります。
常緑樹(ヒイラギ・サザンカ・ツバキ・モチノキなど)の葉の裏は風をしのぎやすく越冬場所として非常に好まれるため、これらの木が庭にある場合は春に木の周辺でカメムシが多く見られることがあります。
室内で越冬しているカメムシ
秋に家の中に侵入したカメムシが気づかないうちに家の中で越冬していることがあります。
カーテンの裏・押し入れの奥・家具の隙間・天井裏などが室内の越冬場所として使われることがあります。
春になって暖かくなると室内越冬していたカメムシが一斉に活動を始めて「突然家の中にカメムシが大量に現れた」という状況が起きることがあります。
これは春に新たに侵入したのではなく、冬の間中に潜んでいた個体が目覚めたものです。
カメムシの越冬中の生態
越冬中のカメムシは何をしている?
越冬中のカメムシは代謝を大幅に落として、ほぼ動かない状態で過ごします。
エサ(植物の汁)も食べず、ただじっとして春を待っています。
気温が0℃に近づいても死亡せずに越冬できる耐寒性を持っており、−5℃程度でも越冬できる種類が多いです。
越冬中のカメムシは触れると体を温めて体液を分泌し臭いを放つことがあるため、春先に越冬場所を掃除する際はカメムシを刺激しないよう注意が必要です。
越冬から目覚める時期
カメムシが越冬から目覚め始めるのは気温が15℃以上になる春(3〜4月)頃です。
暖かくなると越冬していた場所から出てきて活動を再開し、植物の汁を吸いながら産卵の準備をします。
春の彼岸頃(3月下旬)から急にカメムシを見かけるようになるのは越冬から目覚めたカメムシが活動を再開したためで、この時期に洗濯物の確認を再開することが重要です。
洗濯物へのカメムシ対策については「カメムシの洗濯物対策|付着を防ぐ5つの予防法と臭いがついた場合の消し方」の記事でまとめています。
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カメムシに越冬させないための対策
秋前に越冬場所になる隙間をふさぐ
カメムシが越冬しやすい場所への侵入を秋前にふさいでおくことが根本的な対策です。
外壁の隙間・換気口・玄関ドアの下部・窓サッシの隙間を9月中に確認して隙間テープやパテで塞いでおきましょう。
越冬場所の隙間をふさぐことは春のカメムシの再出現を防ぐだけでなく、秋の大量発生シーズンの侵入防止にも直結するため、9月に行う最も効果的な対策です。
庭の落ち葉・植物を整理して越冬場所を減らす
庭の落ち葉・石・朽ち木など屋外の越冬場所になりやすいものを秋に片付けることで、家の周辺で越冬するカメムシの個体数を減らせます。
常緑樹が多い庭はカメムシの越冬場所になりやすいため、密集した枝を剪定して風通しをよくすることも効果的です。
秋に庭の越冬場所となる環境を整理しておくことで、翌春の活動再開個体数を減らして春の大量発生を抑制することができます。
春に室内で見つけた越冬カメムシの対処法
春に室内でカメムシを発見した場合は室内で越冬していた個体が目覚めたものです。
素手で触れず封筒・紙・使い捨て手袋を使ってそっとつかんで外に逃がしてください。
掃除機で吸い込むと排気から臭いが広がるため避けてください。
春に室内でカメムシが見つかる場合は越冬場所となった隙間がどこかにあるサインです。発見した場所の周辺の隙間を確認して秋前にふさぐことで翌年の問題を防げます。
カメムシの臭いが手についた場合の対処法は「カメムシを触ったときの対処法|臭いを素早く消す方法と皮膚への影響を解説」の記事でまとめています。
カメムシが大量発生する時期と原因については「カメムシが大量発生する時期と原因【2026年版】家庭でできる対策まで解説」の記事も合わせて参考にしてください。
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