冬にてんとう虫が家の中に入ってくる理由と対処法!越冬場所にされないために

「冬になったら部屋の中にてんとう虫がいた!なんで?」

「窓際に何匹もてんとう虫が集まっていて困っている…」

寒くなってきた秋〜冬に、家の中でてんとう虫を見かけることがあります。

これはてんとう虫が「越冬場所」として家の隙間や窓枠を選んでしまったためです。害はほとんどありませんが、放置すると大量に集まることもあります。

この記事では、てんとう虫が冬に家の中に入ってくる理由・侵入経路・上手な対処法と予防策を解説します。

冬にてんとう虫が家の中に入ってくる理由


てんとう虫が冬に家の中に入ってくるのは、家を越冬場所として選んでしまうからです。

てんとう虫が家を選ぶ理由

  • 風雨を防げる:建物は外の寒風をしのぐ壁になる
  • 適度な温度:断熱性のある建物は外より温度が安定している
  • 隙間がある:窓枠・サッシ・換気口・外壁の亀裂は越冬場所になる
  • 光が多い:太陽光が当たる南向きの窓や外壁にてんとう虫が引き寄せられやすい

てんとう虫に悪意はなく、本能的に「良い越冬場所」として家を選んでいるだけです。

てんとう虫の主な侵入経路

  • 窓枠・サッシの隙間:最も多い侵入口。特に古い窓は隙間が多い
  • 換気口・通気口:網が劣化していると入りやすい
  • 外壁のひび・隙間:コーキングが劣化した部分
  • 玄関・網戸の隙間:開け閉めの際に入ることも

家の中のてんとう虫はどうすればいい?


そのままにしても問題はない?

てんとう虫は人を噛んだり刺したりしないので、基本的に害はありません。

ただし、以下の点が気になる場合は対処が必要です。

  • 大量に集まると見た目が不快
  • 死骸がたまる場合がある
  • 一部の種(ニジュウヤホシテントウなど)は興奮すると黄色い体液を出すことがある

外に出す方法

家の中のてんとう虫を外に出したい場合は、以下の方法が簡単です。

  • 紙やカードの上にそっと乗せて外に出す(最も穏やか)
  • 窓を開けて外に誘導する
  • 掃除機で吸い取る(複数いる場合。吸引後すぐに外で放す)

殺虫剤は使わなくてOKです。てんとう虫はアブラムシを食べる益虫なので、できれば外に逃してあげましょう。

てんとう虫を家の中に入れないための予防策


侵入を防ぐ対策

  • 窓枠・サッシの隙間をコーキングで塞ぐ:最も効果的。秋になる前に補修しておく
  • 換気口に細かい網を設置する:既存の網が劣化していたら交換
  • 外壁のひびをコーキング剤で補修する:隙間をなくす
  • 窓際を掃除してきれいにする:汚れや有機物が少ない方が集まりにくい

侵入を減らすタイミング

てんとう虫が越冬場所を探して移動するのは10月〜11月が主な時期です。

この時期の前(9月〜10月上旬)に窓枠や外壁の隙間を点検・補修しておくと効果的です。

てんとう虫が家に入ってくる種類

日本で最も一般的な越冬するてんとう虫は以下の種です。

  • ナナホシテントウ(赤に黒7つ星):最もよく見られる。特に害なし
  • ナミテントウ(模様に個体差あり):越冬の際に集団になりやすい
  • ニジュウヤホシテントウ(黄色っぽいてんとう虫):農作物を食べる害虫。興奮すると体液を出す

赤に黒い星模様のてんとう虫(ナナホシ・ナミテントウ)は益虫なので安心して外に逃してあげてください。

まとめ:てんとう虫は隙間を塞いで侵入を防ごう


冬のてんとう虫と家の中への侵入についてまとめます。

  • 冬に家の中に入るのは越冬場所を探しているから
  • 主な侵入口は窓枠・換気口・外壁の隙間
  • 家の中のてんとう虫は紙に乗せて外に出すのが一番簡単
  • 殺虫剤は不要。益虫なので外に逃してあげよう
  • 予防は10月前に隙間をコーキングで塞ぐのが効果的

てんとう虫は害虫ではありません。家の中に入ってきても、そっと外に出してあげることをおすすめします!